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【ヤバい、スカートがきつい(泣)】無理矢理はいたら「イケるじゃん♪」→ しかし会社で大事件が!?

  • 2023.12.17

お気に入りの服って、多少きつくなってもなかなか捨てられませんよね。「痩せたら着られるかも」と思って置いておく人もいるのではないでしょうか。今回は私が経験した、お気に入りのスカートで起きた事件についてお話します。

画像: 【ヤバい、スカートがきつい(泣)】無理矢理はいたら「イケるじゃん♪」→ しかし会社で大事件が!?

お気に入りのスカート

当時私は社会人になったばかりで、必死のダイエット中でした。何故なら、慣れない仕事のストレスで手持ちの服がみんなきつくなってしまったからです。

「ヤバい、このスカートも入らない……」
ある日の朝、私は去年買ったお気に入りのスカートを着てみたものの、ウエストがきつくてホックがとまらずに苦労していました。

それは就職が決まってすぐに買ったスカートで、かなりいいお値段のするお気に入りのスカート。自分へのご褒美で買ったのに、もう入らないなんて……と私はがっくり肩を落としました。

無理矢理穿いてみたら

「あ、こうしたらイケる!」
思い切りお腹をへこませてみると、なんとかスカートのホックが留まりました。
「よかった、まだ穿けるじゃん」
私はお腹が締め付けられる苦しさをこらえ、会社に行くために家を出ました。

「おはよう! 今日は素敵なスカート穿いてるね」
「ありがとう、お気に入りなの!」
出勤するなり同僚に言われ、私はとてもいい気分でした。ちょっと無理をしたけれど、穿いてきてよかったなあなんて思ったりして。

「さあ、仕事しますか!」
そう呟いて、自分の席に腰を下ろした時、事件は起こりました。

無惨なスカート

椅子に腰かけた私のウエストのあたりで「ブツッ!」という音がしたのです。
「え……?」
恐る恐る自分のウエストを見てみると、なんと無理矢理とめたホックとファスナーがはじけ飛び、スカートが縫い目からパックリ裂けていたのでした。

「あぁぁぁぁ!!!」
思わず悲鳴を上げた私の元に同僚が何事かと飛んできて、一瞬で状況を把握したようでした。
「これ、腰に巻いて!」
同僚は肩にかけていたカーディガンを、サッと私の下半身に被せてくれました。

「あ、ありがとう」
カーディガンを腰に巻いて立ち上がった私。ホックがはじけ飛んだにも関わらず、私のお腹の脂肪のおかげでスカートが脱げることがなかったのがとても悲しかったです。

トイレで確認してみたところ、スカートは完全に裂けていて修理もできそうにない様子でした。無理せず痩せてから穿いたら、あと何年も着られたはずなのに。

きついスカートは、決して無理矢理穿いてはいけないと学んだ出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子

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