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ボディコン、ジュリ扇って何?いまの20代が知らない「平成の常識・流行」

  • 2023.12.17

最近は、若者の間で2000年ごろのファッションや文化などが「レトロでおしゃれ」と注目されるなど、「Y2Kブーム」が巻き起こっている。Y2Kは西暦2000年のことで、和暦では平成12年、今から23年前だ。

当時既に成人していた今の40代、50代以上とは違い、今の10代、20代の目には「平成に生まれたもの」「はやったこと」が新鮮に映るのだろう。平成の流行、当時は常識だったこととして、具体的にはどのようなものがあるのだろうか。

■若者はしらない平成の流行・常識

令和6年をあと少しで迎えようとしているが、平成時代に流行したものや常識だったことが、今の若者には通用しなくなっているという。ここでは平成の流行や常識を振り返っていく。

●ジュリ扇

ジュリ扇とは、平成初期に流行したディスコ「ジュリアナ東京」で使われていたフサフサの扇子のことだ。

当時の女性は、ボディコン姿でジュリ扇を振り回して踊っていた。その光景はバブル期の象徴のようにいわれている。しかし、全盛期の頃、すでにバブルは崩壊していた。

●カラオケの選曲は歌本で

カラオケは「タッチパネルで曲を入れる」のが普通だと思っているかもしれないが、平成時代は「歌本」と呼ばれる分厚い本から選曲するのが主流だった。

アーティストがあいうえお順に並び、記載されている曲を選んでいくというもの。厚さも探し方もまるで辞書のようだった。

●円周率は3

2002年に施行された学習指導要領で教育を受けた小中学生は「ゆとり世代」と呼ばれることがある。

一概に、ゆとり世代と決めつけるのは良くないが、この世代に当てはまる若者は、円周率を3で計算しているという。

しかし、実際のところ、目的に応じて円周率を3にして使ってよいというだけで、円周率自体は3.14と教えられているという。

■平成に流行した文房具の今

平成に大ブームとなった「ミルキーペン」が、意外な形で復活している。同じころに流行した文房具の中には、正統な進化を遂げたものや、復刻されたものがある。平成の時代に流行した文房具には次のようなものがある。

●ハイブリッドミルキー――元祖「ミルキーペン」は現代風に進化

ぺんてるが1996年に発売して大ヒットしたパステルカラーのボールペン、「ハイブリットミルキー」(通称ミルキーペン)。そのインクを搭載した筆ペン、「ミルキーブラッシュ」が、昨年の9月から販売されている。

日本発の筆ペンは現在、世界中でアート画材として人気を博しているそうだ。色が濃い紙でもはっきり色が映えるミルキーブラッシュは、さまざまな用途に使えるのではないだろうか。

●バトルえんぴつ──「最強王図鑑」シリーズが好評

人気ゲーム『ドラゴンクエスト』の世界観を表現した遊べる鉛筆、通称「バトエン」。あまりに人気で学校への持ち込みが禁止になった、という思い出がある人もいるのではないだろうか。

2021年12月には、子供に人気の『最強王図鑑』シリーズのバトル鉛筆が発売され、人気を博している。

鉛筆キャップや消しゴムを使うと遊びの幅が広がるのも当時と同じで、懐かしいと感じる人も多いだろう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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