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列から外れたことを注意され「学校に行きたくない」自閉スペクトラム症の娘にどう声をかけたらいい?

  • 2023.12.17

自閉スペクトラム症があるため、学習上・生活上の困難を克服するために設置された少人数学級(支援級)に通っている、マミヤ(@mamiyang83)さんの娘・しぇーちゃん。通常級に通う子と一緒に学習をする交流級にも通っています。身体検査に並んでいる途中、機械トラブルに対応する先生を心配する気持ちから声をかけた結果、列から外れてしまい怒られてしまったしぇーちゃん。ショックを受けて帰宅しました。どんな声かけをするべきか迷うマミヤさん。しぇーちゃんがこぼした一言にハッとさせられます。『2年生の担任が叱る時に「1年生にかえりなさい!」と言う方でした』第6話をごらんください。

自閉スペクトラム症があるからこそ、深刻になりすぎない対応をとるべきか、しぇーちゃんの心に寄り添うべきか悩むマミヤさん。涙を流しているしぇーちゃんを思わず抱きしめましたが、これほどまでに言葉を選ぶのには理由がありました。

わが子の心を守るために、子どもの気持ちに寄り添ったケアを

学校生活を送る上で、避けて通れない子ども同士や教員とのすれ違いやトラブル。大人から見ればささいなことでも、子どもにとっては学校に行けなくなるほどつらいことも…。子どもの心に傷を残さないために、親や学校の先生など、周囲の大人の見守りが必要です。

今回、娘・しぇーちゃんが学校でのトラブルにあったマミヤさんは、冷静な視点で話を聞き、しぇーちゃんが通う学級の担任とも話し合いながら見守りました。その結果、トラブルの原因となった友達や先生に悪意はないことがわかり、しぇーちゃんはマミヤさんと話し合い、楽しく学校へ行けるようになりました。

学校でのトラブルはどんな子にもあり得ること。大事なわが子を守るため、マミヤさんのように客観的視点を心がけながらも、わが子に寄り添った対応をしたいですね。

中にはこの漫画のように、うまく解決できないケースもあるかもしれません。学校との話し合いでうまく進展しないときは、各都道府県や政令指定都市に設置されている「総合教育センター」や「特別支援教育センター」で相談するのも一つの手。子どもの気持ちに寄り添い、心から安心して通学できるように支えてあげたいですね。

著者:ママリ編集部

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