妊娠中の妻に「産まなくていい」と【冷たい態度の夫】→ その後、友人の"ある言葉"で妻の目が覚める！？

妻が妊娠中の浮気は、深刻な離婚問題になりかねません。特に、女性が一番支えてほしい時期のパートナーによる裏切りは、一生かけても償えないかもしれません。今回は、結婚8年目に、待望の第一子を妊娠した知人M子から聞いた悲しいお話をご紹介します。

妊娠初期の妻を気遣う優しい夫

M子はつわりや貧血がひどく、休日はよく寝込んでいました。

妊娠初期の頃、夫も食事や家事を1人で頑張ってくれていました。

優しい夫に感謝しながら、妊婦生活を送っていたM子。

しかし次第に、思うように動けない自分に苛立ちを感じ始めます。

ある日彼女は「妊娠中からこんなに体調が悪かったら、産んだ後も心配……」と弱音を吐いてしまいました。

すると、夫は「そんなに心配なら、産まなくてもいいよ」と衝撃的な返事をしたのです。

まさか、そんな言葉をかけられるなんて想像もしていなかったので、M子はショックで落ち込んでしまいました。

その後も、M子が「産後も体調悪くて、働けなかったらどうしよう」と不安を口にするたび「まだ間に合うよ」「産むの嫌なら、早い方がいい」と冷たい態度をとられたのでした。

どんなにひどい言葉をかけられても、M子は『彼も父親になることに不安を感じてるだけで、赤ちゃんが生まれたら大丈夫』とのんきに考えていました。

ある日、友人とランチをしていたときのことです。

夫の日頃の言動や妊娠生活の辛さを話していたら、友人から「それ絶対浮気してるよ！普通、妻がつわりで苦しんでたら、大丈夫だよ！って優しい言葉かけるでしょ。それが、妻に『産まなくていい』なんて絶対におかしいじゃん！」と言われたのです。

友人の言葉で、M子は自分が現実を直視していなかったことにやっと気づきました。

その後、夫のSNSを調べると、マッチングアプリで出会った女性たちと遊びまくっている証拠が次々と出てきました。

M子が浮気の証拠を突きつけると、夫は「気の迷いで。ごめん」と謝ってくれたのですが……。

M子にとっては浮気をされたことよりも、『産まなくていい』と自分や赤ちゃんの存在を否定した言葉の方が許せなかったため、離婚を決意しました。

妊娠中の女性は、体調の変化や不安など様々な困難に直面しています。

そんな中での、夫からの浮気や言葉の暴力は耐え難い苦しみを生みますよね。

男性も、軽はずみな気持ちでとった言動で、人生を棒に振らないでほしいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター：広田あや子