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亀梨和也、今年は「『怪物級に』様々な顔をもてた1年でした」『怪物の木こり』ラスト舞台挨拶で2023年の活躍振り返る

  • 2023.12.17
亀梨和也、今年は「『怪物級に』様々な顔をもてた1年でした」『怪物の木こり』ラスト舞台挨拶で2023年の活躍振り返る
(C)2023「怪物の木こり」製作委員会

菜々緒のクリスマスの過ごし方は「あたたかいところ、逃げたい」

亀梨和也を主演に迎え、三池崇史監督が「このミス大賞」受賞の超刺激サスペンスを映画化した『怪物の木こり』。公開御礼の感謝を込めた本作最後の舞台挨拶が開催され、亀梨、菜々緒、三池崇史監督がラスト登壇。公開後の反響や考察なども含めて作品の魅力を語り尽くした。

SNSに寄せられた感想コメントの中には、キャスト陣の演技が素晴らしいという声も。菜々緒は「私が演じた戸城と、吉岡さんが演じた映美が逆のバージョンを見たかった、というコメントがあって。確かに、映美は原作だと冷たくてぶっきらぼうで、私のイメージに合っているのかなと感じる部分もありました」と発見があったことを明かした。それに対し亀梨は「菜々緒さんが映美だったらシーズン2が始まりそうだなと(笑)。想像力を掻き立てられます」とコメントする。

前回の舞台挨拶では、SNSでエゴサーチして感想をチェックしていることを明かした亀梨と菜々緒。菜々緒は「サイコパスやサスペンスというだけではなく、泣けるというのを打ち出していったらいいんじゃないか、という宣伝目線のコメントもありましたね」とコメント。

さらに誰と一緒に見るのがおすすめかという話題になると、亀梨は「クリスマス近いからカップルで見ると良いんじゃないですかね。思わず『きゃっ!』といってしまいそうになるシーンもありますし、世の男性諸君、ぜひ距離を縮めたい人と見に行ってみてください!」と世の男性の背中を押した。そして三池監督は「まだ見てない人全員を連れて行ってほしい。サイコパスっぽい人を連れていってみて反応をみるのも面白いかも(笑)」と語った。

続いて、次に三池監督の作品に出演するとしたら、どのような役柄を演じてみたいかと問われた亀梨は「時代モノとか呼んでもらえるようになったら嬉しいです」と、サイコパス弁護士とはまた違った役柄を希望。これまで三池監督の作品で個性的な役を演じてきた菜々緒は、「この前吉岡(里帆)さんのラジオに出演させていただいたときに、きゅるきゅるの役をやってほしいって(笑)。私も次はそんな役をできたら」と回答。

もうすぐクリスマスということで、クリスマスの過ごし方について話題が及ぶと、亀梨は1ヵ月前からツリーを用意したり、家で食事する際もクリスマスのような音楽を流しているなどと準備万端だという。「当日は忙しいからどうなんでしょう。チキンは食べたいと思っています。ゆとりがあったら街を散歩して空気感を味わいたい!」とウキウキした様子。

菜々緒が「私はあたたかいところ、逃げたいと思います」と言うと、亀梨が「海外に行くの? 菜々緒ちゃんはいつでも夏だから、海と温泉を求めて…。素晴らしいよ!」と、ここでも仲の良い掛け合いを見せた。

シッチェス国際映画祭への参加やジャパンプレミアなど、怒涛のプロモーションで過ごした2023年。年末を迎える今、映画にちなみ、「怪物級」という言葉で1年を振り返ってもらうと、菜々緒「私にとって『怪物級に』成長できた1年でした。断捨離をしたり、仕事とプライベートのバランスをとっていったり、自分自身の1つの大きな括りとして怪物級に成長できたと感じています。来年に向けてさらに成長できるように頑張りたい」と意気込みを語った。

亀梨は「僕は『怪物級に』様々な顔をもてた1年でした。映像作品だけでも4つ出演し、プロモーションやライブ、InstagramやYouTubeを始めたりしましたね。これから来年に向けて整えていけたらと思います」と、本編のサイコパス弁護士という役柄さながらに様々な顔をもち飛躍の1年となった。

改めて、本作が自身にとってどのような作品になったか問われると、菜々緒は「私自身が成長できて、新たなキャラクターに挑戦できたのは有難く、また三池組に呼んでいただけるよう、幅を広げられるよう精進したい」と自身のキャリアの中でも大きな転機と語った。

亀梨も「シッチェスに行ったり、まだ経験していない感覚や景色が欲として湧き出てきて、僕自身も映画という場所で活躍したいと改めて自分と向き合えた時間でした」と振り返り、映画というエンターテイメントの素晴らしさについて言及した。

最後に代表して挨拶した亀梨は、「僕自身にとっても大切な作品になりました。こうして無事にみなさんに届けられて、たくさんの人と繋がることができました。これからも上映が続きますので、みなさんと共に育ってくれたら嬉しいです。怪物級に木こってくれたらと!」と、最後まで座長らしく観客とスタッフに感謝の思いを語り、イベントは終了した。

『怪物の木こり』は現在公開中。

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