＜困った運転手＞「若者は危機感が足りん！」【タクシーで説教！？】→ あまりにもしつこいので？

女性1人で夜中にタクシーを利用するのは危ないという話を聞いたことはありませんか？タクシーの運転手に舐めた態度を取られるなんてこともあるそう。今回は、私の知人から聞いた、タクシーを利用した時にイラっとしたエピソードを紹介します。

飲み会後に終電を逃す

Aさんは飲み会終わりに終電を逃し、同じ方向の人も誰もいなかったので1人でタクシーに乗りました。

夜中に女性1人でタクシーに乗るのは少し怖いなと思いましたが、1人で夜道を何時間も歩くよりは安全だろうと思いタクシーで帰ることにしたのです。

タクシーに乗車して行先を伝え出発すると、運転手に「こんな時間まで何をしていたんだい？」と話しかけられました。

「ちょっと会社の飲み会で。」とAさんが答えると「若い女性がこんな時間まで飲み歩いているなんてよくないよ。」とグダグダ説教を始めたのです。

「最近の若い女性は危機感が足りないよ。いい大人なんだしこんな遅い時間まで飲み歩いていたら危ないに決まっているよね？僕はいい人だからいいけど、タクシーの運転手だっていい人ばかりではないんだよ。変な人もいるんだから。」

Aさんも遊びで飲みに行ったのではなく、取引先との付き合いで行きたくもない飲み会に参加した後でした。

仕事とはいえ、行きたくない飲み会に行って、挙句こんな説教までされるなんて最悪。心配してくれるのはありがたいけどあなたが困った人だよと思いながら黙って聞いていました。

反応しないでいると「ちょっと、君聞いているの？僕は心配して親切に言ってあげているんだけど」といつまでも注意をしてくるのです。

Aさんは「こっちの事情を知らない人に、どうして説教されなきゃいけないの？」と、だんだん腹が立ってきました。

言い返すのは面倒なので、「お金が足りなくなりそうなのでここで降ろしてください」と伝え、家まではまだ距離がありましたが途中で停めてもらい歩いて帰りました。

タクシーの運転手は本当に心配をしてくれたのかもしれませんが、「あなたのためを思って」とマウンティングをされたのは悲しかったです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：夏野ゆきか