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話題の格安SIMは本当にお得? 安くなる人の条件&乗りかえかたを解説

  • 2016.1.24
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ここ最近、通信費が安くなると注目を浴びている格安SIM。周囲でもSIMフリーにしてスマホ代が安くなった、という話はよく聞くし、興味はあるけれど、なんとなくむずかしそうで乗りかえられない…という女性もいることでしょう。

© Photographee.eu - Fotolia.com

ここでは実際に格安SIMに替えた筆者の経験をもとに、事前にチェックしておきたいポイントから乗りかえかたまで、かんたんに解説します。

■格安SIMにすれば、通信費は誰でも安くなる? 事前のチェックポイント

格安SIMにしたら、誰でも通信費が安くなるというわけではありません。安くなる可能性がある人の条件がこちら。

通話はあまりしない

家や会社ではWi-Fiにつなげている

外出時や移動中など、Wi-Fi環境下にないときは動画をあまり見ない

格安SIM業者が提供しているプランは、「データ通信量の上限ごとの料金+話したぶんだけの通話料」であることがほとんどです。月のデータ通信量が3GB以内であれば、いちばん安いプランに設定できます。

では、毎月のデータ通信量を知るには? ちょっと面倒ですが、以下の手順を踏んでください。

現在契約している通信会社の「マイページ」などから、パケット数を調べる

パケット、バイト換算ができるサイト(検索で出てきます)で、バイトを知る

筆者は、家ではWi-Fiにつなぎ、外出や移動時は動画ではなくネットやGoogleマップを見る程度。通話はFaceTimeなどのサービスが中心で月3GB以内におさまっていました。

そのため、SIMフリースマホの「月々3GBプラン1,780円+通話料」にかえてから、月々の通信費を3,000円前後におさえることができました。

■いま持っているスマホはそのまま使えるの?

料金が安くなりそうだし、格安SIMにかえよう! と思っても、じつはまだ確認しておくことがあります。それが以下です。

・SIMロック解除ができるかどうか

2015年5月以降に発売された機種で、6か月経過していれば、SIMロック解除(各通信会社とも窓口では3,000円、ネットなら無料。docomoはこれ以前でも機種によって対応可能)ができます。

SIMロックを解除できれば、基本どの格安SIMも使えるようになりますが、auだけは通信方式が特殊なため注意が必要です。いずれにしても、SIMロック解除が可能かどうか、各通信会社に確認してみましょう。

2015年5月以前の機種の場合は、別のSIMフリースマホ自体を用意する必要があります。家電量販店などで格安SIMとセットになった端末が売られているので、チェックしてみてください。

・解約月かどうか

格安SIMにかかわらず、通信会社を乗りかえる際、契約月以外では違約金が発生します。

・メールアドレスが変わる

ナンバーポータビリティを使えば電話番号は変わりませんが、SIMフリーにするとこれまでの携帯メールアドレスは使えません。フリーメールなどのアドレスを取得しておく必要があります。

・データの移行

iPhoneからiPhone、アンドロイドからアンドロイドへの移行であれば、PCを使えばできます。しかし、自分で行う必要があります。

4つの確認事項も問題なければ、いざ、乗りかえです。

■SIMフリースマホ乗りかえの手続きの流れ

もともと使っていた通信会社から、ナンバーポータビリティ番号(MNP)を発行してもらいます(窓口もしくはネットでも可。発行手数料は2,000~3,000円)。

発行後2週間以内に、新しい業者と契約します(SIM発行手数料が3,000円程度)。この時点でもとの通信会社とは自動的に解約となり、乗りかえ完了です。

アンドロイドの場合は、端末に新しく発行されたSIMを入れればすぐに使えるようになりますが、iPhoneの場合はWi-Fi環境下で通信設定用のプロファイルをインストールした後に、通信ができるようになります。

チェックすべきことが多く、乗りかえまでの準備もすこぶるスムーズ! というわけにはいきませんが、乗りかえてしまえばあとはこれまでどおり使っていても、通信費は以前の半分以下になる可能性ありです。

興味がある人は、チャレンジしてみてもよいかもしれません。

(コミヤ カホル)

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