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【京都お茶老舗】喫茶室『嘉木』リニューアルオープン!縁起物『大福茶』販売中「一保堂茶舗」

  • 2023.12.16

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区中京区寺町二条にある創業300年余の歴史を誇る茶舗。しばらく工事中だった喫茶室が12月15日にリニューアルオープン。

喫茶室『嘉木』が12月15日リニューアルオープン☆

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中京区、寺町二条上った場所にある全国的にも知られる創業300年余の歴史を持つお茶の老舗『一保堂茶舗』。いつも地元民や観光客でにぎわう、京都イチ人気の茶舗と言っても過言ではないお店。さらに最近では日本茶ブームで海外からのお客も多く、英語対応で接客する店員さんもいたり。

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そんなお店に、毎年この時期やってくるわけですが、しばらく免震改装工事中だった併設の喫茶室 『嘉木』が12月15日のリニューアルオープン直前。この日は定休日&関係者のみのレセプションということで、通常営業していない日にたまたまやってきてしまいました(汗)

でしたが、その合間を縫って販売してもらえる、ということで中へ。

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今回のお目あてはこちら。毎年のこの時期に購入する縁起物のお茶『大福茶』。

『大福茶』は、京都で古くから元旦にいただく慣わしのお茶で、一年の無病息災を願う縁起のいいお茶。とくに京都では、大福茶に梅干、小梅や結び昆布を入れて元旦の朝に家族そろって頂きながら、新年のご挨拶をする慣わし。

元々平安時代、都に悪疫が流行し、それを心配した六波羅寺の空也上人が観音菩薩を車に乗せ、洛中を回る際、観音様にお供えしたお茶を病者に施したところ、平癒したという。それ以来、この功徳にあやかる意味で、時の村上天皇が毎年正月元旦に王服茶を服され、『大福茶』と言い換えられ、縁起物のお茶として民衆にも広まったと伝えられています。

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そして、12月15日リニューアルオープンを控えた喫茶室『嘉木』も特別に内覧させていただきました。こちらも以前の落ち着いた雰囲気はそのままに、和モダンな印象に。以前とは違い、炉と茶釜が見えるオープンキッチンのような形に設えられたのが大きな特徴。

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特別に、新年のお抹茶『辰昔(たつむかし)』を先取りして試飲させていただきました。また年明けに改めていただきにうかがうとして。

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さらにお軸スペース、背景にお茶をイメージさせる緑が基調になっていて、若干雰囲気変わりました。

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東側、こちらはカジュアルにお茶を楽しめるスペース。

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そして、こちらは以前にはなかったウェイティングルーム。さらに坪庭を隔てた向かいのスペースも、今後は開放して利用されるとか。

店内の全体的な印象として、老舗然とした雰囲気はそのままに、和モダンでありながら重厚感あふれるタイル使い。以前にも増して、ゆったり落ち着いたお茶の時間が楽しめる喫茶室に生まれ変わっていました。また近いうちに利用してみたいと思います。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:一保堂茶舗
住所:京都府京都市中京区常盤木町52
電話番号:075-211-3421
営業時間:10:00~17:00(喫茶室は16:30ラストオーダー)
定休日:年末年始、第2水曜日
関連URL:http://www.ippodo-tea.co.jp/

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