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【素敵なおうち訪問:マンションリノベ】 家族が自然と集まる、空間を活かした家づくり (菅野さん宅前編)

  • 2023.12.18

賃貸の頃からリノベーション物件に住んでいたという菅野さんご家族。物件の購入を検討し始めたときに、同じようにリノベーションした家に住んでみたいと考え、マンションリノベを決意されたそう。家族との時間が充実する広々とした住まいづくりについて伺いました。

おうちのDATA

3LDKの間取りを解体し、広くワンルームのような家を実現。廊下を広くとってワークスペースや家事スペースとすることで、大きな部屋の一部のような作りに。

・間取り:2LDK
・世帯人数:4人暮らし
・延床面積:85.45㎡
・設計業者:SNARK Inc.

PROFILE
菅野ゆうじさん(会社員)、菅野のりこさん(公務員)、子ども2人の4人暮らし。

家族一緒の時間も、それぞれの時間も大切にできる住まい

ダイニングにある大勢でも囲める長い食卓。

「家族との時間を大切にできる住まいってどんな空間だろう……」
 
同じ時間を楽しんで、自分の時間も大切にする。そんな空間をつくるにはどうしたらよいのでしょうか。
賃貸での暮らしの経験も活かしながら、リノベーションで住まいづくりを進められた菅野さんご家族のおうちには、家族がお互いを感じながら、気づくと集まってしまう魔法のようなポイントがちりばめられています。

アイデア1 家族の様子が見える広い廊下

玄関からリビングに続く廊下が広く、床でごろごろとくつろいだり、子ども部屋で遊んだりしている子どもたちの姿をしっかり確認できます。
 
「前の住まいも広めのワンルームで、子どもたちの姿が目に届く空間のよさを感じていました。今回の住まいづくりでも、空間を広めにとり、いつでもすぐに子どもの様子がわかるのは助かります」(のりこさん)
 
 

窓からの自然光も入る広い廊下。

また、廊下の壁面を有効活用して、本棚やちょっとしたディスプレイスペース兼、簡易デスクに。
 
「在宅のときは、ワーキングスペースとしても使っています。ダイニングスペースも仕事には十分な広さがあるのですが、複数使えるスペースがあることで気分転換にもなっていますね」(ゆうじさん)
 

アイデア2 子どもと一緒に料理ができるキッチン

キッチンにつけた棚は、すぐ手にとれる実用性と飾る楽しみも兼ねている。

キッチンは壁一面に仕切りのないオープンな設計。日々使う食器類は作りつけの棚に、カトラリーなどの小物は無印良品のラックを使って収納されています。
 

「作りつけの棚には、夫が趣味の陶芸でつくったお皿や急須などを飾って、常に見せられるようになっているのが気に入っています。作業スペースも広くつくってもらったので、毎日、子どもと一緒にご飯づくりするのが楽しいです」(のりこさん)
 

アイデア3 みんなが集まりやすいリビングスペース

窓にはあえてカーテンをつけないことで、明るいLDKに。

家族だんらんの時間をはじめ、友人を招いても一緒に楽しめるリビングは、人が自然と集まりやすい空間になっています。
 
「みんなで楽しむのに長いテーブルが欲しいと思っていたなかで、設計を担当していただいた山田さんから自分たちでつくってみるのはどうかと提案してもらいました。天板だけは用意してもらい、脚は自分たちで選んだものを取り付けています」(ゆうじさん)
 
「子どもと横に並んで食べられることや、お友達を呼んで大勢でも、パーティのように楽しめるところがお気に入りです」(のりこさん)
 
 

リノベーションによって開放感のある空間になった菅野さんご家族の住まい。お互いの気配を感じながら、それぞれの時間も、一緒の時間も楽しんで、家族の大切な時間が積み重なっていくような暮らしがありました。   

photograph & text:Tsubottle illustration(間取り):Kayo Yamaguchi
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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