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【マンションリノベ】無印の収納がさりげなく大活躍! アイテム選びと使い方のコツ (菅野さん宅後編)

  • 2023.12.16

マンションリノベーションによってできた開放的な空間が、印象的な菅野さんご家族の住まい。スッキリとしたお部屋が維持できるポイントについて、収納の設計とアイデアを伺っていきましょう。

おうちのDATA

3LDKの間取りを解体し、広くワンルームのような家を実現。廊下を広くとってワークスペースや家事スペースとすることで、大きな部屋の一部のような作りに。

・間取り:2LDK
・世帯人数:4人暮らし
・延床面積:85.45㎡
・設計業者:SNARK Inc.

PROFILE
菅野ゆうじさん(会社員)、菅野のりこさん(公務員)、子ども2人の4人暮らし。

収納方法を使い分けて、メリハリのある空間にする

カーテンをつけず自然光が心地よくさしこむダイニング。

「きれいな状態を保ちつつ、生活もしやすいお部屋にするにはどうすれば……」

ものが表に出ていないスッキリとした空間が理想としてある一方で、使いたいものがすぐ目の届く範囲にあって、手に取れる利便性のよさも捨て難い。
ものを隠すか、見せるか。収納方法は住まいの永遠のテーマではないでしょうか。
菅野さんご夫妻のリノベーションには、ライフスタイルに合わせた収納のヒントが詰まっています。

つくってよかったパントリー

人が出入りがしやく、物も出し入れしやすい、程よいサイズのパントリースペース。

ご夫婦で口を揃えてつくってよかったと話すのがキッチンと隣接するパントリー。

「食品を表に出さず、まとめて収納できる場所としてはもちろん、簡易的な作業スペースとしても使い勝手がよいです。設計を担当してくださった山田さんからの提案でしたが、つくってよかったです」

無印良品のアイテムをスペースごとに使い分け

スペースに合わせて使われているのが、無印良品のステンレスユニットシェルフ。   「キッチン収納は無印のシェルフを使おうと決めていて、ワークトップの高さも90cmにしてもらいました。収納するものはゾーンごとに分けています。ボックスは無印良品色が強くなりすぎないようにサンコーのコンテナを使っていますが、引き出しのようにまとめて取り出せて便利ですよ」

収納棚を3つ並べて収めた子ども部屋とリビング間の空間。

リビングの一角に設けられたステンレスの壁面。実はここにも無印良品のシェルフが使われていました。

使うときだけ、棚を引き出して服を取り出すスタイル。

キャスターがついたシェルフを引き出すと中には衣類がずらり。家族ごとにシェルフを分けて身支度がしやすいようになっていました。自分が持っているものもひと目で確認できるので、必要以上に洋服を購入することもなくなりそうです。

子どもの成長に合わせて考えた収納

大人はもちろん、衣類やおもちゃなど小物が増えがちなお子さんのものに合わせた収納方法も考えられている菅野さん。

「子どもの洋服や絵本は、子どもが自分で選んですぐ取り出せるように見えやすい場所に収納しています。
こまごましたものは、1歳の息子が触ると危ないので、目隠しも兼ねてコンテナを使い、色も部屋の色合いに合わせてグレーにすることで、統一感を出せるようにしています」

家族や暮らし方に合わせて収納を工夫している菅野さんご家族の住まい。まだ住み始めて半年ほどとスタートしたばかりということで、今後どのように家族の暮らしが住まいに反映されていくのかとっても楽しみです。

photograph & text:Tsubottle illustration(間取り):Kayo Yamaguchi
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