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義姉「早く子どもを迎えに来てください」…うちの子は家にいるのに?→義姉との会話で衝撃の事実が判明

  • 2023.12.15

私は生後半年の子どもを育てる主婦。夜勤もあって不規則な生活サイクルの夫は、最近とても忙しいようで、なかなか育児に参加できません。でも、いつも私と子どものことを気にかけてくれる「とてもやさしい夫」だと思っていたのですが……。

夫は最近とても忙しく、家に帰ってきてもすぐにまた出勤していくことも少なくありません。子どもの成長を見守れていないのを悔やんでいましたが、その分仕事を頑張ってくれているので、私も甘えずに家事と育児を頑張ろうと思っていました。

子どもの風邪をもらってダウン…

ある日、頭痛と吐き気に襲われた私。熱を測ると38.8度も出ていました。先週ずっと子どが風邪をひいていたので、自分なりに注意はしていたのですが、しっかり貰ってしまったようです……。


夫に連絡して、仕事帰りにスポーツドリンクやゼリーを買ってきてもらおうと思ったのですが、職場で欠員が出たとかで夜勤までこなすことになったと言われてしまい、頼れませんでした。明日の朝になれば帰ってきてくれるので、なんとか気合いで乗り切ることに。

親が体調を崩しても育児は待ってくれないので、夫が激務な以上、私もしっかり覚悟を決めておかないといけないのだと痛感していました。

うちの子なら家にいるのに

それから10日後のこと……。
普段あまり交流のない義姉から、突然連絡がありました。それだけでもビックリなのに、用件を聞いてさらにビックリ……。

「何時だと思ってるんですか?」

急にそんなことを言われても、私には一体なんのことか見当もつきませんでした。

「いい加減子供を迎えに来て下さい」

義姉は、困ったような口ぶりでそう言いましたが、私は今の状況を説明するので精一杯。

「え? うちの子は今寝てますよ……」

そう言うと、義姉はそんなはずはないと言って、今朝起きた出来事を教えてくれました。今日は夫婦2人とも予定があるから「子どもを預かってほしい」と夫が直接義姉の家へ連れてきたのだそうです。仕方なく引き受けたものの、いつまでも迎えに来ず、夫に電話をしても繋がらないため、私に連絡したということでした。

私は、今日一日ずっと子どもと一緒に過ごしていて、義姉の家にいる子どもが一体誰の子なのかまったく心当たりがないと伝えました。夫は今朝早く仕事に行きましたが、義姉のところへ行くという話も聞いていませんでした。でも、義姉の家に子どもがいて、その子を夫が連れてきたのは間違いなさそう。

2人でしばらくいろいろな説を考えてみましたが、一番しっくりくるのが「夫の隠し子」という説。でも、いつも私や子どもにやさしい言葉をかけてくれる様子を思い返すと、そんなこと信じられませんでした。私は、義姉と協力して真相を確かめることに……。

まさかの隠し子?!

その日の夜遅く。義姉が子どもを何時ごろ迎えにくるのかと、再度夫に連絡をしました。すると夜中には帰るつもりだと返事が。その会話の流れで、義姉は「子どもはかわいいけれど誰にも似ていない気がする……一体誰似なんだろう?」と夫に話を振りますが、夫はうまく合わせてきます。そして、自分と私の子どもだと言ったところで、真相を確かめるために義姉の家にお邪魔していた私が登場。子どもは一体誰なのか問い詰めます。


私が義姉と一緒にいたことに驚いていた夫でしたが、もう言い逃れはできないと分かったようで、隠し子であることを認めました。隠し子なんて作ったらダメだと頭では分かっていたのに、いざできてしまうと、かわいくて捨てられなかったと……。今回、不倫相手が入院することになって、どうしても子守要員を確保できない日が出てしまい、急きょ義姉にお願いしたと白状しました。


さらに、激務のフリをして、裏で不倫相手と会っていたこと、実は1年ほど前に転職していて、今は遅番も夜勤もない環境で働いていることなども告げられました。この前私が風邪でダウンしていたときも、私の体調より不倫相手の機嫌を取っていたとしり、もう怒りを超えて呆れてしまいました。


ここまでされて、夫を信頼できるはずもなく、私は離婚を決意して実家へ帰りました。夫は離婚したくないと数カ月ゴネていたものの、両家の両親や義姉からも叱られてついに諦めたようで、無事に離婚が成立しました。


不倫相手とも連絡がとれなくなり、夫は自分の家族が誰1人いなくなったと義姉に泣きついたみたいです。1つの家庭も守れなかった男には、当然の末路と言えるのかもしれません。

◇ ◇ ◇

うまくやればバレないとでも思ったのでしょうか。自分の浅はかな行動で、かわいい子どもの成長を見守ることができなくなったのは、残念としか言いようがありません……。今回のような場合で、ひとりだと不安に駆られることもあるかと思いますが、義姉という心強い味方にいてくれてよかったですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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