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整理収納のプロがこっそり教える!片付けのハードルが上がるNG収納5選

  • 2023.12.14
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こんばんは、整理収納アドバイザーの木田結です。片付けたい気持ちはあっても、面倒な気持ちが勝ってしまうことも多いのが現実ではないでしょうか。それはもしかしたら一つ一つのハードルが高くなってしまっているからかも。これらの収納になっていないかチェックしてみてくださいね。

1:ふたつき収納

出典: 美人百花.com

ほこりがかぶりにくかったり、中身のごちゃごちゃを隠せるふたつき収納はとっても便利。ただ、モノをとるときにも片付けるときにも、ふたをあけて取り出してふたを閉めるという2つのアクションが必要になってきます。大した手間ではないようにも思えますが、ふたがない場合と比べると2つの動作がプラスで必要になるため、無意識に面倒だと感じてしまうものです。

2:高い位置の収納

出典: 美人百花.com

一番使いやすい収納場所は、腰高〜目線の位置。次がそれよりも下。そして一番使いづらい場所が目線より上の位置と言われています。私たちが想像している以上に、手を上に伸ばして出し入れするのはとても面倒な動作なのです。でも高い位置にしか収納スペースがなかったりする場合も。そのときには、使う頻度が低いものだけをそこには収納するようにして、よく使うものはできるだけ使いやすい位置に収納してあげましょう。もしスペースがなければ、壁にフックをつけたり死角を活用して、使いやすい高さに収納する工夫もできるはずです。

3:細かい分類

出典: 美人百花.com

SNSや雑誌などで、細かく分類してキレイに収められている収納を見たことのある方も多いのではないでしょうか。うっとり気分の上がる収納はキープしたくなるのに役立つメリットがある一方で、モノの入れ替わりや増減に頻繁に対応する必要が出てくるデメリットも。つまり管理するのに手間や時間がかかるのです。それが一度崩れるともう収拾がつかなくなってしまうリスクも。几帳面ではない方や片付けが苦手な方にとってはハードルが高い収納なので、ざっくりな管理にしてあげるほうがハードルはグッと低くなるはずです。

4:遠い収納

出典: 美人百花.com

リビングでよく使うものの収納場所がクローゼットだったり洗面所だったり、ちょっと遠い場所に定位置が決められていませんか? 家の中のたった数歩でも面倒に感じてしまうものです。よく散らかっているものほど、できるだけ歩かず収納できるくらい近い場所に置くようにすると無意識で片付けができるようになるかもしれません。

5:両手が必要な収納

出典: 美人百花.com

片付けるシーンを想像してもらえると、両手にモノを持って順番にしまっていくことも多いのではないでしょうか。そんなときに、蓋をあける必要があったり、ぎゅうぎゅうすぎて両手を使ってスペースをあける必要があったら、いちいちモノを置いてと時間も労力もかかってしまいますよね。できるだけ片手でポンポンと入れるだけの収納にしておくのがおすすめです。

以上が片付けのハードルを上げてしまう5つの収納でした。できるだけラクな収納を意識することが、片付けやすくなるポイントです。

書いたのは

整理収納アドバイザー 木田結さん

効率化専門の整理収納アドバイザー。転勤族の一児の母。効率重視でくらしを“ラク”に整えられる方法やコツをインスタグラムやブログで発信中。オンラインの整理収納や家計簿レッスン、記事執筆を行う。

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