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日本でやったら確実に懲戒免職!→キルギスで先生が生徒に要求するモノ…【キルギス子育て奮闘記(63)】

  • 2023.12.14

<日本でやったら確実に懲戒免職!→キルギスで先生が生徒に要求するモノ…>キルギス子育て奮闘記[#63]

みなさまこんにちは!
前回キルギスにはいまだに心づけ文化があるとお話ししましたね。

心づけが良いか悪いか…と聞かれると難しい問題ですが「何かしてもらったらお礼をする」場合ならよいかもしれません。
反対に「何かしてほしいのでお金を渡す」だと急に後ろめたい気持ちがします。

キルギスでは公立の病院や学校は基本無料なのですが、時々先生の手に紙幣のお金(300円くらい)を握らせるということがあります。
かかりつけ医はいったんは断ろうとしますが、間もなく受け取ります(笑)

学校の先生に贈り物は日本では考えられないかもしれませんが、キルギスでは新学期や終業式だけでなく「先生の日」というものもあり、それぞれの日に花束や贈り物、保護者総出でご祝儀(!)など手渡すのです。

私の友人は子どもの通う学校で先生から「明日は先生の日なので皆500ソム持ってきてくださいね。」と言われたそうで、自ら金額を指定して集金するところにキルギスの先生達のたくましさを感じますね!

私が聞いた話で一番驚いたのが、交通取り締まりのお話です。

キルギスではまれに外交官ナンバー(国際機関や大使館の車は普段は治外法権)を取り締まれる日(?)があるのですが、その日はボーナスタイムとばかりに外交官の車が警察官に止められます。

私の知人は止められるのが面倒なので、運転席の窓を少し開けて紙幣(1000円弱)を警察官に渡して通り過ぎるのだとか。

と、いうのも、何もしてないのに止められた車はお金を払うまで開放してくれないんだとか…。

前に聞いた話なので今も同じかは分かりませんが、この国では「警察官が一番やっかい」というのは有名な話です。

キルギスのこうしたお金のやり取りを見ていると「日本ってなんてクリーンなんだ!」と思わされますが、賄賂というにはあまりにも少額で「これくらいなら…」と思えるところが、なかなかなくならない理由かもしれません。

次回、サンタがいないキルギスの不可解なクリスマス文化は下の関連記事からチェック!

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