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海外の宿泊先で【噂のトコジラミに遭遇!】「体がかゆい!」オーナーに報告するも"対応が最悪"だった!!

  • 2023.12.14
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これは、私が中南米を旅していた時の話です。
今日本でも世間を騒がせている「トコジラミ(南京虫)」をご存知ですか? ボリビアの宿でなんと、噂のトコジラミに遭遇!! そのときのオーナーの反応にカチン間違いなし!

画像: 海外の宿泊先で【噂のトコジラミに遭遇!】「体がかゆい!」オーナーに報告するも

ウユニ塩湖を楽しみにやってきたボリビアでは宿取り合戦

私がボリビアを訪れたのは3月でした。
ウユニ塩湖をぜひ見たいという夢を叶えるために舞い降りたボリビア。
しかし、時期もあってか学生がとても多く、宿の競争率がめちゃくちゃ高い!
なるべく評判の良いホステルを探し、なんとか宿を確保しました。

なんだか身体が痒いぞ!? これってもしかして……トコジラミ!?

ウユニ塩湖への期待に胸を弾ませながら、ボリビアで3日目の朝を迎えました。
すると、身体の異変を感じます。

「なんか身体が痒い!!」

見てみると、腕や首もとに赤い点々が何ヶ所も連なっています。
中には腫れているものも。
凄まじい痒みの強さ……これはダニや蚊ではないと確信しました。
調べてみると、「南京虫」「ベッドバグ」「トコジラミ」というワードがヒット。
症状はすべて当てはまるし、ベッド周りを調べてみると噂のトコジラミを何匹か発見したのです。

トコジラミって、やばいんです。
繁殖率はすごいし、荷物や衣類に卵を産んだりするので、卵ごといろいろな場所に連れて行ってしまう可能性もあります。
何より痒みと腫れがひどくアザのようになるし、駆除するには業者が必要な場合が多いのです。
宿としては、トコジラミがいるなんて噂になったらゲストもみんな移動してしまうし死活問題になります。
それほどに大問題なのです。

私たちもすぐさま他の宿へ移動しなきゃと動き出しました。

オーナーと壮絶なバトル

しかし、宿泊前に宿にデポジットを払っています。
お金を返してもらわなければと、オーナーに抗議しに行きました。
「ベッドバグがいる!」「みて!!(虫の死骸も見せる)」
しかし、オーナーはシラを切ります。
「うちにいるわけがない」「あなたたちがお金のためにわざと仕込んだんでしょう?」

なんてひどいのでしょう。
こんなに被害が出ているのに、オーナーは認めようとせずデポジットも返金できないの一点張り。
確かに部屋にトコジラミが出たという証拠はないので、なんとか英語で状況を説明したり、抗議を続けると、
「英語はわからないからスペイン語で話せ!」とオーナー。
(いや、今まで英語で話してたやん……)
「こっちは日本人なんだからスペイン語なんて話せません!」と戦い続けます。

やり取りをしているうちに、他の宿泊客もなんだなんだと気になって見にきました。
流石にトコジラミの噂が広がってはまずいと思ったのか、デポジットを渡され
「出てけ!」と一言。
こんなひどい宿もあるんだなぁと驚きました。

熱湯処理と衣類を捨てて移動

このまま移動しては他の宿にトコジラミを連れ込んでしまう可能性があるので、まずすべての衣類を熱湯処理、そして寝巻きとして着ていた服は処分しました。
ひとつひとつの服や持ち物を確認し、次に押さえた宿へ移動します。
幸い、次の宿でトコジラミを見ることはなく、その後は平和に過ごせました。

しかし、あまりにもひどいオーナーの対応に怒り心頭だったため、しっかりホステルの予約サイトに口コミを投稿しました!
こういう場面で人の素って出ますよね。みなさんも気をつけて!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Natsumi.K

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