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「ケツの青いお子ちゃま」親の言葉が娘の心の傷になっていた|尻が青いと言わないで

  • 2023.12.14

この漫画は、生まれつきの青いあざのような蒙古(もうこ)斑が、大人になっても消えずに残るという体の悩みを抱えたみぃ子(@miico_no_kurashi)さんの小学生時代のお話です。みぃ子さんは修学旅行から帰宅後、母親から「お風呂はどうしたの?」とたずねられました。正直に、生理になったと嘘をついて一人で入浴したことを伝えると…。母親から、キツイ言葉をかけられてしまいます。『尻が青いと言わないで』第9話をごらんください。※この記事は著者・みぃ子さんのブログで連載中の作品『尻が青いと言わないで』の序章をご紹介するものです

みぃ子さんは、何かわがままを言うたびに「ケツが青い」と言われ、まるで自分の外見をバカにされたような気持ちになっていました。

小学生のみぃ子さんは、母親の前では明るくふるまっていましたが、本当はとても傷ついていたといいます。

思春期の心と体の悩みには、大人のサポートが大切

生まれつきの青いあざのような蒙古斑は、日本人のほとんどにあり、通常なら5〜6歳までに消えます。しかし、大人になっても消えずに残る人が全体の3%ほどいるそう。この漫画の作者・みぃ子さんもその1人です。

小学生になったみぃ子さんは初潮を迎え、体は大人の女性へと変化しているにも関わらず蒙古斑は消えませんでした。特に、修学旅行のお風呂で、友だちに蒙古斑を見られることが心配の種に。修学旅行当日は「生理になりました」とうそをついて1人で入浴します。

蒙古斑の悩みを母親に相談しても、まともに相手をしてもらえませんでした。みぃ子さんは明るくおちゃらけたイメージがあったからか、母親も深く考えずにからかってしまったのかもしれません。しかし、その度にみぃ子さんは傷つき、1人で悶々(もんもん)と悩んでいました。

思春期は心と体が変化する時期で、発達の過程も人それぞれ。周囲からすれば小さなことに思えるような内容で、深く悩むこともある時期ですよね。周りの大人は子どもの悩みを勝手に軽く解釈せず、じっくりと理解して支えたいですね。

著者:kotti_0901

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