マクドナルドだけじゃない！各社のグラタンコロッケバーガーを食べ比べ《マック、コメダ、ロッテリア》

もはや冬の味覚ともいえるグラタンコロッケバーガー。アツアツのグラタンが詰まったコロッケ入りバーガーを思いっきり頬張るのはなんとも至福のひとときですよね。そこで今回は、定番のマクドナルドをはじめ、コメダ珈琲店、ロッテリアの商品を食べ比べてみました。

毎年、冬季限定で販売されているマクドナルドの人気商品「グラコロ®」。今年は定番の「グラコロ」（2023年11月29日発売・以下同、単品420円～）と、新作の「濃厚ビーフハヤシグラコロ」（単品480円～）の2種類が登場しました。

今回は新作を実食！

中に入っているのは、クリーミーなホワイトソースにエビとマカロニを加えたグラタンコロッケです。

そこに牛肉と玉ねぎをデミグラスソースにからめたコクのあるビーフハヤシフィリングと、3種のチーズを使用したチーズソースを合わせています。

濃厚なデミグラスソースはコク深く、そこにチーズソースのまろやかな味と卵ソースが加わって、デミオムライスを思わせます。

グラコロのサクサク食感にホワイトソースのうま味が合わさり、洋食のいいとこ取りのような仕上がり！グラコロにはマカロニがたっぷり入っていて、食べごたえも十分でした。

コメダ珈琲店の「グラクロ」（2023年11月29日発売、650円～720円）は、自慢の大きなバンズに、グラタンコロッケ、キャベツ、デミグラスソースをはさんだバーガー。

注文して運ばれてくると、とにかくその大きさに驚きます！さすがはコメダ、予想以上のビッグサイズです。両手で持って頬張るのもやっとなくらいでした。

かぶりつくと、サクサクの衣からホワイトソースがとろけて出てきます。

ソースにはゴーダ、モッツアレラ、チェダー、パルメザン、エダムという5種類のチーズと、生クリームを使用しており、やさしい甘さもあってとてもクリーミーです。

そこに野菜のうま味が凝縮されたデミグラスソースが最高にマッチしています。バンズのボリューム、そしてニンジンやキャベツ、ピーマンなどの野菜もしっかり入っているので満足度は最高レベル！

ちなみにコメダのバーガー類は大きいため頼めばカットしてもらえますが、グラクロは中のグラタンがこぼれてしまうためカットできないとのこと。思いっきり頬張っちゃいましょう！

ロッテリアからは「えびグラタンバーガー」（2023年11月16日発売・以下同、単品490円）と「絶品海老グラタンバーガー」（単品570円）の2種類が登場しました。

ノーマルの「えびグラタンバーガー」はデミグラスソースですが、「絶品海老グラタンバーガー」にはビスクソースを合わせているとのことで、えび好きにはたまりません！

ということで今回は「絶品海老グラタンバーガー」を実食。

中にはえびグラタンコロッケとデミグラスソース、レッドチェダーチーズ、キャベツがはさまれています。

えびグラタンコロッケにはバナメイエビが使われているので、大きめで弾力があっておいしい！アツアツでとろりとしたホワイトソースは黒コショウとフェンネルがアクセントになっています。粗挽きのパン粉を使ったコロッケのザクザク食感もたまりません。

そこにトマトの酸味とエビのうま味のバランスが絶妙なビスクソースが加わって、まさに絶品！えびグラタンコロッケとビスクソース、それぞれにえびのうま味を感じられ、とてもリッチな仕上がりでした。

いまや日本の冬の風物詩となったグラタンコロッケバーガー。各社それぞれに趣向を凝らしているので、気になるものがあったらぜひ食べてみてくださいね。

（ライター／富士みやこ）

マクドナルド「グラコロ」

コメダ珈琲店「グラクロ」

ロッテリア「絶品海老グラタンバーガー」