【タクシーで悲劇】目的地を伝えるも「ここどこ！？」→ 無断で"おすすめスポット"に連れていかれて！？

「少し遠いから車で行きたい」「目的地まで電車やバスがない」そんなときに重宝する【タクシー】。老若男女問わず、誰もが一度は利用したことがあるのではないでしょうか？基本、優しい運転手の方が大多数を占めていますが、なかには＜アリエナイ＞運転手もいるようで……。筆者の同僚A子から聞いた実体験談をどうぞ。

友人と会う前にカフェで時間潰しをしようとした

先日、転勤族の友人と遊ぶことになったときのお話です。

友人は、県外に引っ越していたので、プチ旅行を兼ねて会う予定でした。

到着してから、まだまだ待ち合わせ時刻までかなり時間があったことに気づいた私。
そこで、カフェに行くことに。

こんなこともあってかと、事前に気になるカフェを調べてあったのです。

そのカフェまでは、車で20分ほど。
電車が30分に1本程度しか出ていない地域だったので、タクシーを利用することにしました。

タクシー会社を調べて呼ぼうと思った矢先、たまたま1台のタクシーが。
ラッキーと思い、乗車しました。

運転手は60代くらいの中年男性。
目的地を伝えて数分、ついウトウト寝てしまったのですが……。

10分ほど経った頃
「お客さん～」
と運転手から起こされました。

はっと目を覚まして降りようとしたのですが、あたりには目的のカフェが全く見当たりません。

変だなあと思って運転手に確認すると、まさかの返答が！

「ここ、僕のおすすめスポットなんですよ」
「この景色、きれいでしょう」

なんと、勝手に運転手のお気に入りスポットに連れていかれていたのです。

すぐに目的地に向かうよう催促しましたが、全く聞く耳持たず。

「ほかにもおすすめスポットあるんですよ」
「カフェに近いところなんで」
「少しぐらいいいでしょ」

あまりにもしつこいので、だんだん怖くなっていき……。

たまたま駅が見えたので
「降ろしてください！」
と声を張り上げ、その場でなんとか降りることができました。

あとで合流した友人にその話をすると、どうやらごく稀に、個人営業で好き勝手しているタクシーもいるのだとか。

良かれと思っておすすめスポットを案内してくれたのかもしれませんが、結局、料金も全額とられてしまい、とても嫌な気持ちになりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：一瀬あい