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「入れちゃえばいいんだ」ナプキンの持ち歩きに悩んだ私→思いついた収納場所はまさかのところで

  • 2023.12.14

小学6年生のとき、母にナプキンを入れる用のショーツを買ってもらいました。ナプキンはポケットに入れるようにしていたのですが、ある日、まさかの場所に入れることになってしまって……!?

ナプキンをしまう場所

私に初潮がきたのは、小学6年生のときでした。初めて買ってもらった生理用ショーツは、内側の前部分にポケットがついたもの。母が「ここにナプキンを入れるんだよ」と教えてくれました。

「確かにここにナプキンを入れたら絶対人にはバレないし、すぐに取り出せて便利!」と思った私は、さっそくそれを実践しました。

ところが、内側にポケットがついているのはそのショーツだけでした。他のショーツにはポケットがなく、ナプキンはショーツのポケットに入れるものだと思っていた私は、「そうだ、もう直接入れちゃおう!」とショーツの中にナプキンを直接入れることにしたのです。

こうして、『生理中は下着の中にナプキンを隠して持ち歩くスタイル』が定着していきました。

新たな悩みが…

誰にも見つからずに生理用ナプキンを持ち歩くことに成功した私。しかし、『大量のナプキンを詰め込むほどのスペースがない』ということに悩んでしまいました。

生理2日目に経血量が多い私は、日中だけでも4〜5回はナプキンを取り換える必要があります。その分のナプキンを下着の中に入れておくと、当然前側部分はパンパンに……。不自然に膨らんでいたり、動きにくかったりで、このときばかりは困ってしまいました。

また、当時のナプキンは外装がビニールでできていたため、チクチクとした感触が悩みの種に。蒸れてかゆくなったり、かぶれて肌が赤くなったりしました。

高校生になると

高校生になった私は、生理用ナプキンの新たな隠し場所を見つけます。それは制服の下にはいていたハーフパンツのポケットの中。

「ここなら肌がかゆくもならないし、たくさん詰め込んでも動きやすい!」と、我ながらいい場所を見つけたと思いました。

ほとんどの人はポーチを持ってトイレにいくのが自然なことだったと思いますが、なぜか私は頑なに「生理用ナプキンを人に見られてはいけない」という姿勢を崩せずにいたのです。

今は、女性が多い職場に勤めているため、生理になっても必要以上に隠したり、恥ずかしがったりすることはなくなりました。とはいえ、やっぱり生理中は少し気弱になったり、自信をなくしてしまいがち。そんな自分を励ましながら、生理とうまく付き合っていけたらいいなと思っています。

著者/石原優子
イラスト/おみき
監修/助産師 松田玲子

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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