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「おむつ代くらいしか出なかった」公的な介護支援は期待薄?<父が倒れた話>

  • 2023.12.13

2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは脳の病気で職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に入院することに。しかし、記憶力の低下が顕著な上、預金も資産もない状態で……。今後のお父さんの生活のために、生活保護申請をおこなうことにしたエェコさん。申請の翌日、リハビリ院の入院費10日分の請求書が到着。限度額適用認定証を利用した上で約3万円でした……。

さらにその翌日、お父さんの介護認定の結果も届きました。判定は「要介護1」。しかし、何をしてもらえるのか見当がつきません。昔、祖父も要介護1だったそうのでどんな支援があったのか叔母さんに聞いてみると、「期待しないほうがいい」と言われ……!?

どんな公的支援を受けられるの?

「要介護1」の祖父が受けられた支援について叔母に聞いてみると、「おむつ代くらいよ~」と笑い飛ばされてしまいました。祖父は同居だったため最低限の支援だったようですが、別居であっても介護度1では「手厚い介護は期待しないほうがいい」と言われてしまいます。

さらにソーシャルワーカーさんから、「体が元気だと介護度が軽めに判定されがち」と聞いて大ショック! 父は運動機能に問題はなく、院内を毎日ウロウロしているのです……。

介護度判定の結果を受けて施設を絞れるそうですが、近隣県だけでなく関東奥地も候補にしていいかと聞かれました。金銭面などこちらの条件に合う施設がそれだけ少ないようなのです。私は電話口で固まってしまったのでした。

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エェコさんのお父さんは、記憶が続かない症状はあっても身体的には健康そのもの。歩行もできるので、介護度が一番軽い「1」と判定されたそうです。この判定基準、介護する側にとっては、金銭的負担も含めて納得しがたい場合もあるかもしれません……。施設を見つけるのもソーシャルワーカーさん頼みのようで、個人でできることが少ないのがもどかしいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター エェコ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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