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花粉症かと思ったら…『キス病』って何!?緊急入院した“まさかの事態”

  • 2024.3.10
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投稿者の女性は喉に違和感があり耳鼻咽喉科を受診。医師の診断に従い花粉症の薬を飲んでいたのですが、だんだん症状が悪化していき…?

喉の違和感から…。

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ある春先、投稿者の女性は喉に違和感があり耳鼻咽喉科を受診しました。喉に赤みや腫れはないということで、医師は「花粉症」と診断。もともと女性は軽めの花粉症の自覚があったため、処方されたアレルギー薬で治るだろうと安心していました。

しかし、1週間ほど服用しても症状の改善が見られないどころか、喉のかゆみや痛みが増していく一方…。たまらず再度病院へ行くと、医師からすぐ大学病院を紹介されたのです…!

大学病院で血液検査を受けると、その病気は花粉症ではなく「EBウイルス感染症」であることがわかりました。「EBウイルス感染症」は唾液を媒介として感染症を引き起こすため、「キス病」とも呼ばれる病気。

やがて、女性の喉は水も飲めないほど腫れ、ついには緊急入院することに! ひどい熱や頭痛にも苦しみ、ICU(集中治療室)での治療に移ります。

無事1週間ほどで回復したものの、女性にとっては恐ろしい体験として記憶に残ったのでした…。

医療の世界では「後医は名医」という言葉があるように、症状が軽いうちには医師も見逃してしまい、症状が悪化して初めてわかる病気もあります。

今回は女性も医師も間違ったことをしていませんが、予想外に症状が悪化することも。わたしたちにできることは、とにかく「違和感があればすぐ受診」ですね…!

作画:みきアカリ(@mikiakarij

※本記事は媒体独自に募集した体験談を元に構成しています。

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