「私たちは夫婦なんかじゃないのに」妊活中に見た現実に切なくなり＜結婚したい私と彼の最悪なウソ＞

2児を育てるブロガー、ミロチさんの友人が39歳で婚活した話を描いたマンガ。出会いサイトで知り合ったヨウスケさんと交際している39歳の春子さんは、未婚のまま妊活を始めることに。あるとき、春子さんはヨウスケさんを試そうと「妊娠している」とウソをつきますが、逆に浮気を疑われてしまいます。慌てた春子さんが妊娠はウソであることを伝えると、ヨウスケさんは安堵の表情を浮かべて「子どもに固執しなくてもいい」と言ってきたのです。

ヨウスケさんは、自分はあくまで他の男性と比べて妊娠させられる可能性が高いだけ、と春子さんに言います。しまいには「もうすぐ40歳な上に、不妊なんだよ？」と現実を突き付けてきて……？

仲の良い夫婦だと錯覚していた

「自分の身の程をわきまえておかないと……」

私を抱き寄せながら、ヨウスケは現実を突き付けます。興ざめした私はヨウスケに何も言い返すことができません……。

そのとき、ヨウスケの携帯電話に着信が入ります。ヨウスケは仕事の電話だと言い、部屋の外に出て行ってしまいました。

ヨウスケとの関係を続けているうちに、私はヨウスケのことを一緒に妊活を頑張っている仲の良い夫婦のように錯覚していたのかもしれません。

「私たちは、夫婦なんかじゃないのに……」

私がやるせない気持ちを抑えていると、部屋の外でヨウスケが電話の相手ともめているような声が聞こえてきたのでした。

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春子さんは妊活に一生懸命なあまり、ヨウスケさんとの関係を都合の良いように考えていたようです。一方のヨウスケさんは妊活に対しては楽観的。果たして、2人の溝は埋まるのでしょうか。一度距離を置いて、冷静になる期間をつくっても良いのかもしれませんね。

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著者：マンガ家・イラストレーター ミロチ

ベビーカレンダー／ウーマンカレンダー編集室