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アメリカのサッカー大会の待遇がどうかしてる→これが普通なんて日本では信じられない!【アメリカサッカー留学記(6)】

  • 2023.12.12

<アメリカのサッカー大会の待遇がどうかしてる→これが普通なんて日本では信じられない!>アメリカサッカー留学記[#6]

(前回の続き)アメリカの大学2年目のシーズンに入り、アメリカ全土でたった32校しか進む事が出来ない全米大会への進出を目標にした僕たちのチームは破竹の勢いでリーグ戦を優勝し、ついに全米大会の切符を手に入れたのです。

しかし、アメリカという広い国土が問題になるのは全米大会の開催地。
場所によっては超長時間になる長距離移動が必要ですが、ラッキーなことにその年は僕たちのチームがあったテネシー州から車で1時間ほどで行けるアラバマ州で開催されることになったのです。

移動時間も少なく気候も変わらずという事で、万全のコンディションで挑むことができました!

1回戦になんとか勝ち、準々決勝進出を賭けた2回戦に進みましたが、相手は運悪く全米ランキング1位の優勝候補の大本命!
「さすがにここまでか…。」と、僕も周りのチームメイトも思っていました。

しかし、攻撃力が爆発した僕たちのチームはなんと5-0で完勝し、まさか全米大会の準々決勝に進出したのです!

全米1位相手に勝ってしまったチームの雰囲気はお祭りムードで、泊まっているホテルに戻ったあとはどんちゃん騒ぎでした笑

個人としては全米大会前のリーグ戦終盤にかけて不調に陥ってしまい、トーナメントではベンチスタートが多かったのですが、ここまで来たらそんなことは関係なし!
何よりも「チームが勝つためにひたすら準備するのみ!」という気持ちでチーム一丸となっていました。

しかし、進んだ準々決勝の相手は前年の全米大会チャンピオン…。
毎年プロ選手を輩出する名門チームで、前の試合に続く優勝候補との対戦でしたが、なんと延長戦の末に勝利したのです!

翌日は休養日だったのですが、夜にはベスト4に残ったチームで”Banquet”と呼ばれる晩餐会が開かれました。

日本だとあまり馴染みがないですが、アメリカの大学スポーツでは定番の催しとなっていて、各チームがスーツにドレスアップしてトーナメントに出場できたことを祝福しあうパーティーなのです。

翌日に戦う相手と一緒にテーブルを囲んで食事をするという、日本人からするとなんとも奇妙な会ですが、選手からすると美味しい料理を食べられる最高の機会でもありました。

そんな晩餐会を終え、いよいよ全米大会の準決勝に進んだ僕たちですが、大会後に監督から貰った人生初体験のご褒美は下の関連記事からチェック!

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