ガラガラの電車内で「荷物どけてよ」と【隣に座りたがる中年男性】にゾッ！粘着され困っていた、その時！？

電車でトラブルに巻き込まれたことはありますか？実際に＜見たり聞いたり＞したことはあっても、いざ自分がとなると恐怖ですよね。今回は、筆者の知人A子の身に起きた、かなりの恐怖体験談をどうぞ。

教員として充実した日々を送る女性

私は社会人3年目の教員。

大変なこともたくさんありますが、ようやく仕事にも慣れてきた頃。
忙しいながらも充実した日々を送っていました。

この日は休日出勤することに。

私は毎日電車通勤しています。
いつも大混雑の電車内。
子どもたちの出し物などで荷物が多く心配でしたが、ラッキーなことに電車はガラガラ。

十分席も空いていたので、荷物を横に置いて座ることに。
そのうち、いつの間にかウトウトと寝てしまっていました。

すると、急に肩を叩かれたのです。
何かと思って目を覚ますと、そこにいたのは中年男性。

「隣座りたいから」
「荷物どけてよ」
とかなり横柄な態度で詰められました。

あたりを見回すと、まだまだ電車内はガラガラ。

「ほかに空いている席ありますよ」
と伝えるも、
「別にどこに座ろうが勝手だろ！」
と逆ギレされてしまったのです。

そこで急いで荷物をどけると、男性はドカッと隣に。

理由が分からず思わず戸惑いを隠せません。
＜とにかく関わりたくないなあ＞と思っていたのですが、それも叶わず......。

男性は態度を一変して、ニヤニヤしながらしつこく話しかけてきたのです。

「こんな大荷物で、どうしたの？」
「会社員？何してる人？」
「今日はどんな予定？」

不必要に近くで話しかけてくるので、だんだん恐怖一色に。
でも、周りには人もおらず、怖さからか声も出なくなってしまっていました。

そのうち電車はホームに。

思わず席を立とうとしたとき、
「女性が嫌がってますよ」
と救世主が！

それは、顔見知りの教員仲間。
たまたま同じ車両に乗ってきて、異変に気付きすぐに助けに入ってくれたのです。

「それ、セクハラです」
「駅員さんに伝えますよ」
と言うと、男性は一目散に別の車両へ。

それからは休日に電車に乗っても、その男性の姿を見ることはなくなりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：一瀬あい