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朱肉の要らないハンコを生み出した、シヤチハタの昔の社名、知ってる?

  • 2023.12.12

朱肉やスタンプ台がなくても押せるハンコを生み出した、シヤチハタ。宅急便や回覧板の受け取りなどで使っている人も多いことでしょう。そんな同社の昔の社名、分かりますか?

■愛知県で兄弟により創業された

シヤチハタは、名古屋城のシャチホコが由来です。“名古屋で生まれたスタンプ台が日本一になるように”との願いを込め、社名に採用しました。ちなみに社名表記の「ヤ」が大文字なのは、全体のバランスを取るためです。

同社は1925年舟橋高次氏と兄・金造氏により創業。同年発売したのが、空気中の水分を吸収し、乾きにくいインクを使った「万年スタンプ台」でした。それまでのスタンプ台は、使うたびにインクを足す必要がありましたが、その手間がなくなる画期的な商品でした。

その後、1965年に発売されたのが「Xスタンパー」。ゴム印にインクを浸透させる技術を10年の歳月をかけて研究し、ようやく商品化されました。1970年の大阪万博で注目を浴び、翌年から売り上げが大きく伸びたそうです。現在広く使われている、「ネーム9」は1986年に発売されました。

そんな同社の創業時の社名は、「舟橋商会」でした。1941年に改組し、シヤチハタ工業株式会社へ変更。1999年に現在の社名である、シヤチハタ株式会社となりました。

文/編集・dメニューマネー編集部

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