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世界的トレンド、グレーを東京のファッショニスタはこう着る。差し色や質感レイヤードが決め手!

  • 2023.12.12

ミューズ界隈のおしゃれな業界人総勢22名に加え、日本を飛び出し海外のファッショニスタたちのリアルな最旬スタイルもチェック。ファッションの都であるパリやミラノ、NYのほか、今注目を集めるコペンハーゲンも徹底リサーチ。フレッシュなスナップから今すぐ真似したくなる最旬コーデをチェックして。

CITY: TOKYO

まずやっぱり気になるのは、東京に住むファッショニスタたちのリアルな着こなし。トレンドカラーやアイコニックなアイテムを取り入れたコーディネートは、リアルに真似したくなるものばかり!
▶︎our mood is… GRAY
ランウェイを席巻していたグレーがすでにストリートに浸透している模様! オールグレーやモノトーンの小物合わせはもちろんのこと、目を引くカラーやアイコニックなアイテムを取り入れるのもオススメ。

フリーランス クリエイティブディレクター/ CITYSHOP コンセプター 片山久美子さん

タートルネック¥27,300、ニット¥103,950、ベスト¥157,350(全てルメール)、パンツ¥18,700(シティショップ)、腰に巻いたチュールのブラウス¥42,900(マージ フォー シティショップ/全てシティショップ)、Maison Margielaのブーツ、Khaite x OLIVER PEOPLESのサングラス、ヴィンテージのジュエリーは本人私物

「キャッチーなアイテムも女性らしさや品の良さを保って着こなすように気を付けています。ドローイングが目を引くベストには、上質なニットやメンズライクなスラックスを合わせるなど、バランスを調整しました。チュールのブラウスで、この時期の特別なワクワク感もプラスしました」

Deuxième Classe PR 佐藤麻理奈さん

コート¥85,800(チノ)、カーディガン¥36,300、ニット¥33,000、カットソー¥18,700、パンツ¥15,400(全てドゥーズィエム クラス)、ブーツ¥239,800(ジル サンダー/全てドゥーズィエム クラス 青山店)、THE ROWのバッグは本人私物

「今季ハマっているグレーを主役にスタイリング。ニットのアンサンブルがブランドの定番ですが、そこにチラッと見えるくらい、さり気ないインナーを差し込むのが今っぽくて◎。小柄なのでビッグショルダーのコートにはタイトなボトムを合わせて、シャープなバランスを意識しました」

フリーランスPR 三井千晶さん

TELAのコート、yo BIOTOPのトップス、Stüssy × NIKEのスエットパンツ、hoodのビーニー、Khaiteのブーツ、COMME des GARÇONSのバッグは本人私物

「スエットパンツ × ビーニーはマイ定番。そこにアクセントになるようなカラーやアイテムでトレンドの要素をプラスしていくことが多いです。今回は旬なグレーでまとめつつ、ビッグショルダーやベストでウエストマークして、遊び心をプラス。全体的にゆったりしたサイジングなので、細身のブーツや肌見せでバランスを取りました」

AP STUDIO バイヤー 大室有生さん

コート¥66,000(ダンスト)、ニット¥27,500、ロンT¥13,200、パンツ¥29,700、ビーニー¥12,100(全てエーピー ストゥディオ)、バッグ¥25,300(マバシ)、スニーカー¥42,900(オートリー/全てAP STUDIO ニュウマン新宿店)

「今シーズンのトレンドであるグレーのワントーンスタイルは、着方次第でコンサバティブな印象になってしまうので、差し色で自分らしいエッセンスをプラス。コートは仕立てがダブルになっていたり、パワーショルダーになっていたり、マニッシュな1着を手に取りたい気分」

Plage エリアマネージャー 串田 翠さん

ジャケット¥46,200、タートルネックニット¥20,900、ニットベスト¥16,500、デニム¥19,800(全てプラージュ)、バッグ¥561,00(カッスル・エディションズ/全てPlage代官山店)、Maison Margielaのブーツは本人私物

「グレーのワントーンで一見シンプルに見えますが、同素材のニットをレイヤードさせて、メリハリをつけてみました。色みがシックにまとまっているので、単調なスタイリングにならないようニューベーシックになりつつあるビッグシルエットのジャケットや、光沢感のあるバッグを取り入れました」

KAYLE デザイナー 加東智恵さん

レイヤードタートルネックトップ¥31,900、ニットビスチェ¥41,800※別パーツあり、パンツ¥50,600(全てケイル)、CÉLINEのシューズは本人私物

「レイヤード風のトップスや裾にDカンが施されたパンツなど、ひとつひとつはデザイン性が高いアイテムですが、シルエットやカラーリングがシックなので、ミニマムさをぎりぎり保ったスタイリングに。シンプルだけど遊び心やハズしがある着こなしが好きなので、赤いソックスやビスチェをプラスしました」

次回はミラノのファッショニスタたちの最旬スタイルをご紹介します。お楽しみに!

photograph: KAORI IMAKIIRE , SACHI KATAOKA

otona MUSE 2024年1月号より

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