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名古屋を代表する"味噌煮込みうどん"

  • 2023.12.12

名古屋めしの代表格、味噌煮込みうどんの基本のつくり方です。土鍋でことこと、火から下ろしても、しばらくぐつぐつ。赤だし味噌と西京味噌の合わせることで、軽やかな仕上がりになります。複雑で深い旨味を持つ味噌を使いこなすレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

名古屋を代表する"味噌煮込みうどん"

■“味噌煮込みうどん”のつくり方


◇材料 (2人分)

冷凍うどん:2玉
鶏もも肉:150g
★ 合わせ味噌:
・ 赤だし味噌:50g
・ 西京味噌:30g
生椎茸:4個
車麩:小2個
かまぼこ:4切れ(ピンク)
長ねぎ:1/3本
卵:2個
水:4カップ
酒:大さじ2


(1)鶏肉をカットする
鶏肉は3cm四方に切る。

(2)具材の下ごしらえ
車麩は水で洗い、たっぷりの水に30分ほど浸してもどし、水気を絞る。生椎茸は石突きを切り落とし、笠に飾り切りをする。長ねぎは幅1.5cmの斜め切りにする。

(3)味噌を混ぜる
ボウルに2種類の味噌を入れて混ぜ合わせる。

味噌を混ぜる
味噌を混ぜる

(4)肉を煮る
土鍋に水、鶏肉を入れて煮立ってきたら火を弱め、アクを取って酒をふり入れ、蓋をして弱火で15分ほど煮る。

(5)うどんを加熱する
冷凍うどんは耐熱の皿に袋を破って並べ、600Wの電子レンジで4分ほど加熱する。

(6)具材を加える
土鍋にうどんを入れ、煮立ってきたら椎茸、車麩、かまぼこ、ねぎを入れ、再び煮立ってきたら味噌を溶き入れて混ぜる。

(7)仕上げ
火を弱め、蓋をして5~6分煮る。卵を、間隔をあけて落とし入れ、蓋をして好みの煮上がりにする。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。


※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ みそ」に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

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