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こんまり流片づけコンサルタントと一緒におうちの片付けをはじめてみたら…?

  • 2023.12.12
出典:ぎゅってWeb

育休中にパラレルキャリアでぎゅってブロガー/ワーキングマザーの会運営をしている2児の母、うかたそです。早いもので、ぎゅってブロガーを始めたときは2歳なりたてだった長女が、この春から小学生になります。

そんな私が現在抱えているのが・・・「子ども部屋どうしよう」問題。年長母にはあるあるな悩みですが、けっこう真剣に悩んでいます。

というのも、現在、我が家は賃貸マンションに住んでいて、間取りは3LDK、広さは66㎡。東京23区住まいの4人家族ならこのくらいの狭さは一般的ですが、我が家の場合は、どうにもモノが多くてとにかく狭いのです。

さらに夫婦共に在宅勤務があるので、それぞれの部屋が欲しい。加えて、生活リズムが夫婦で異なるので寝室は別でひとつ欲しい。はい、そうなると夫1部屋+私1部屋+寝室1部屋・・・これでLDK以外の3部屋が埋まってしまいます。

さて、どうしたものか。そんなとき、救世主のように友人がこんまりコンサルタントとして活動を始め、この春から開業するとのこと!渡りに船とはこのことです。最初のレッスン生を募集していたので、食いつき気味に手を挙げるところから、こんまりメソッドと私の出会いがスタートしたのです。

こんまり流片づけコンサルタントとは?

ろくに調べもしないで、「友人だから大丈夫!」と絶大な信頼を置いて始めた今回のお片付けレッスンですが、そもそもこんまり流とは・・・?と改めて思い、このブログを書くにあたり調べてみました。

友人が始めたお仕事は、これのようです。
こんまり®︎流片づけコンサルタント - KMJ

私が受けているレッスンは、この中の「片づけレッスン」で、コンサルタントに自宅に来てもらい、マンツーマンでお片付けの手ほどきを受けることができるものです。

もともと、近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」は、ベストセラーで話題になったときに読み、お片付けのイロハは理解しているつもりでした。

ただし、この本がヒットしたのは10年以上も前。当時、私は独身で一人暮らし。自分の家の中にあるものはすべて自分でコントロールできる程度の量しかありませんでした。しかし、今は4人家族。家族のモノの量は自分ではコントロールできません。

出典:ぎゅってWeb

しかも驚かされるのが、子どものおもちゃ!特に、5歳むすめが今ハマっているのは、ゲーセンのUFOキャッチャーでぬいぐるみをゲットしてくること。なにもこんなところで才能を発揮しなくても・・・と思うのですが、毎週毎週、夫と信じられないくらいぬいぐるみやらキーホルダーなどの小物やらを大量に持って帰ってくるので、困り果てています。(写真はこれでもごく一部)

このあたりのお困りごとも、コンサルタントに解決の糸口を示してもらえたら嬉しいな、と思っていました。

お片づけレッスンを始めるまで

食い気味にお片づけレッスンにエントリーした私ですが、まずは事前にヒアリングを、ということで、コンサルタントとZoomで40分間お話をしました。

・子ども部屋を作りたいこと
・毎週子どもがおもちゃ増やして困っていること
・リビングのダイニングテーブルの上にいつもモノが乗っているのが嫌であること
・片付けるそばから子どもが部屋を散らかすこと
・片付けやすい仕組みづくりをしたいこと
などなど・・・

もはや愚痴聞きをしてもらっているかのような私のつまらない話も、コンサルタントは「うんうん、わかるよ〜」と優しく傾聴してくれました。その後、お片付けまでの流れの説明を受け、まずは3時間コースで1回お試しでやってみて、継続できそうだったら2回目、3回目を続けていこうという話になりました。

本来、3LDKのおうちだと、モノの量、選ぶスピード、宿題をこなすスピードでレッスンの回数も変わるそうなのですが、だいたいの目安は、5時間コースを5〜8回くらいかけて片付けるのが一般的だそうです。

私の場合は育休中で、0歳児が自宅にいることなどもあり、3時間コースという柔軟なレッスン形態を提案してもらえました。このあたりはコンサルタントさんによって、異なるかもしれません。

出典:ぎゅってWeb

レッスン日までの宿題として、以下のことを事前に準備しておくように指示がありました。

1.収納間取り図の作成
2.家中のビフォー写真の撮影
3.小箱や収納に使えそうなモノを集めておく
4.理想の空間、理想の過ごし方イメージ写真を集めておく
5.当日モノを広げられるスペースの確保

こんなこと言ってはなんですが、これが意外と億劫で・・・。1週間たっても宿題があがってこない私に、コンサルタントも業を煮やしたのか(笑)「まずは日程を決めよう!」と期限を決めさせてくれたおかげで、ようやく間取り図を書くことができました。

そもそも、間取り図を書くことや、ビフォー写真を撮ることは私にとって苦痛だったみたいです。

それもそのはずですね。今の自分の家の収納や片付け具合が気に入っていないのだから、つまりはこれって嫌な状態と向き合う作業なわけで。お片づけレッスンって、ある意味でコーチングとも似ているなぁと思ったのでした。

片づけまつりの始まり

出典:ぎゅってWeb

こうしてようやく始まった片づけまつり。当日はお昼をはさむので、軽くつまめるような軽食を用意しておくように言われたため、「冷凍ごはんをチンしてふりかけをかけて食べればいいか」くらいに考えて、レッスンを始めました。

まずは簡単にこんまりさんの本の説明。片付けには順番があり、衣類→本→書類→小物→思い出の品、この順に進めていくのがこんまりメソッド。コンサルタント手書きのハンドアウトも用意してもらい、説明を受けました。

うんうん、昔本を読んだことがあるから、なんとなく覚えている。簡単にヒアリングをしたら、早速その日は衣類からお片づけ開始です。

まずは自分のモノから。自分のモノをこの順番で片づけられるようになると、家族で使っているモノや子どものモノも私がお片づけできるようになるのだそう。

出典:ぎゅってWeb

まず一度、同じカテゴリーのものを全部ひとつの場所にまとめて出すこと。これが大事なのだそう。

衣装ケースの引き出しごと出し、クローゼットにハンガーかけしている衣類も全部その場にバサッと置きます。そして、ひとつひとつ手に取り、「ときめく」か「ときめかない」かを判断します。その際、「その服にまつわるエピソードを教えてほしい」と言われました。

正直、ちょっと恥ずかしいなぁ〜というのが本音です。くたくたになっている服、毛玉だらけの服、よれよれの服なんかもあって、「こんな服まだ持ってたの?」なんて内心思われていたらどうしよう、と。

でも、服を手に取って、何か言葉にしようと口を開いたら、自分でも意外なことにその服にまつわるエピソードがちゃんと出てきました。

「この服は、独身のときから持っていて、もうだいぶ古いんだけどあったかくてお気に入りで」
「楽ちんだからワンピースが好きなんだけど。これはかっちりして見えて、仕事着にもなるしデザインも好みなんだけど、濡れると色が変わるから、トイレで手を洗った時に跳ねた水や、通勤でかいた汗で色が変わって、会社で着るには恥ずかしいんだよね・・・」
「これは好き、とか、ときめく、というよりも、必要だから持っているものなんだけど・・・」

服にまつわるひとつひとつの話を、コンサルタントは「うん、うん」と聞いてくれました。くだらないかな?と思うような話も真摯に聞いてくれるので、私も安心してときめく服選びをすることができました。この時間はとても心地よかったです。

ちなみにコンサルタントに、「人の服エピソード聞くの、仕事とはいえ、しんどくない?とりとめもなく話しちゃって、なんか申し訳ないんだけど・・・」と聞いてみたところ(友人だからこそ聞けました)、彼女は地元でxChange(※)を主催しちゃうくらい、もともと服にまつわるエピソードを聞くのが好きだとのことでした。

なるほど、納得です!
※xChange(エクスチェンジ)・・・ファッションアイテムに特化した、誰でも参加・開催できるフリースタイルの物々交換会。
参照:服としあわせのシェア xChange

出典:ぎゅってWeb

そうこうしているうちに、あっという間にモノの仕分けが完了しました。途中、お昼休憩もはさんだのですが、食べている時間ももったいないほど熱中してしまいました。当初、冷凍ごはんをチンして・・・などと考えていましたが、そんな時間も惜しいほど。

結局、この日は手軽に食べれるお菓子などを口にしながら、少し休憩をして、すぐに作業を再開しました。
(この次の回から、おにぎりを作っておくようにしました。おにぎりならその場でパッと食べられるので、片づけまつりに合っていました)

ちなみに0歳息子は、お腹をすかせてグズグズしていたのですが、私もコンサルタントも片づけに熱中していてなぜグズっているのか気づかず、あやうくお昼の離乳食をあげ忘れるところでした(笑)

危ない、危ない!ごめんね、息子。私が仕分けをしている間、コンサルタントが息子に離乳食を与えてくれたので、大助かりでした。

出典:ぎゅってWeb

そして気がつけば、怒涛の3時間はあっという間に過ぎ、残した洋服もすっきりと、このように衣装ケースに綺麗に収まるようになっていました。こんまり流のたたみ方を教わり、服の色がグラデーションになるように収納すると、いつも着ている自分の服も、なんだか輝いてみえます。

出典:ぎゅってWeb

クローゼットにかけていた服もだいぶ減りました。ハンガーの数を見ていただくと、よく分かるかと思います。

衣類の片づけが終わって思ったことは

こうして、自分の衣類の片づけが終わりました。

「モノのエピソードを快く聞いてくれながら、その場で一緒に片づけを先導してくれる伴走者がいること」がこんなにも心地よいものだとは思いませんでした。気がつけば、彼女が帰ったあとも、ひとりで少しずつ片づけを進めることができ、本や書類はコンサルタントなしで片付けることができました。

今は2回目のレッスンを終え、小物を一緒に片付けているところです。

出典:ぎゅってWeb

たとえば文房具は、こんな感じですっきり・綺麗に収納が進んでいます。ですがこれもまだまだ途中です。

我が家のお片付けがあと何回で終わるかわかりませんが、「年度内にはきっと終わる!」とコンサルタントが言ってくれているので、その言葉を信じて、頑張ってみようと思っています。

<ぎゅってブロガー/うかたそ>

フルタイム会社員。夫・5歳娘・0歳息子と都内で4人暮らし。好きなもの・ことは、旅行/手帳/語学のスキル磨き。「母になっても自分らしく生きる」「やりたいことを諦めない」がモットー。昨年11月に出産し、現在育休中。

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