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モラ夫「お前は頭ワリィーなぁ!!」【算数が苦手な息子】に暴言連発! → しかし義母の一喝で顔面蒼白に!?

  • 2023.12.12

毎日、子供の宿題をみるのはとても大変なことですよね。ただ、イライラするからといって、厳しく指導しすぎるのも良くありません。今回は、筆者の友人Aさんから聞いた実体験をご紹介します。

画像: モラ夫「お前は頭ワリィーなぁ!!」【算数が苦手な息子】に暴言連発! → しかし義母の一喝で顔面蒼白に!?

二年生の関門・逆さ九九

Aさんには二年生の男の子・Bくんがいます。Bくんは、二学期に九九の学習が始まってから、毎日暗唱の宿題に取り組んでいました。

最初はスラスラ覚えられていたBくん。しかし、逆から読む「逆さ九九」につまづいてしまいます。

逆さ九九とは「いんいちがいち」からではなく、逆の「いんくがく」から唱えていくという方法です。下がり九九ともいいます。

これが簡単なようで、なかなか難しい。九九がスムーズに覚えられたBくんでも、逆さ九九は頭の中でごちゃごちゃになってしまうようで、苦戦してしまいます。

息子に怒鳴り散らす夫

逆さ九九の暗唱は二十秒以内に行うのが、宿題の合格基準でした。なので合格できるまで、子供が親にチェックをしてもらう必要があります。

しかし、何回練習をしても逆さ九九が言えないBくん。それに腹を立てたのがAさんの夫でした。

「お前は頭ワリィーなぁ! 誰に似たんだか!」

夫は息子に怒鳴り声を上げ、深夜までBくんに逆さ九九の練習を強要しました。泣きながら、壁に貼ってある九九ポスターを読み上げ続けるBくんの姿に、Aさんは居てもたってもいられなくなりました。

ただ、Aさんが「やめてあげて!」と夫に言っても、「黙れ! お前がバカなせいだろ!」と罵られるばかり。こんな日々が何日か続き、家庭内はギクシャクしていきました。

義母「お前なんてやったことないでしょ」

「このままでは息子も私もおかしくなってしまう」

聞く耳を持ってくれない夫に悩んだAさんは、近くに住む義母に家に来てもらい相談することにしました。

「息子は逆さから言う九九がどうしても覚えられなくて……。それに〇〇さん(夫)が腹を立て、夜も寝かせないで勉強をさせているんです」

これを聞いた義母はカンカン! 帰ってきた夫に「お前なんて三年生になっても九九は怪しかった。逆さなんてやったこともないでしょ」と、昔の通知表を見せながら説教してくれたのです。

母親に叱られた挙句、恥ずかしい通知表を晒されてしまった夫は何も言えなくなりました。

「自分が出来なかったことを、人にしろなんて無理がある話よね」

Aさんは夫にこう話しました。それ以降、BくんはAさんとマイペースに逆さ九九に取り組んでいるそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:はぴまる

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