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10歳同士の恋…交換ノートが終わってしまった「理不尽すぎる理由」

  • 2023.12.12

10歳ごろになった子どもたちは、異性に対して恋心をいだくこともあるようです。初恋を思い出す方もいるのではないでしょうか。この記事でご紹介するさき/Saki(@sa.ki.ro.ku)さんの作品『10歳だった』は、さきさん自身が経験した恋を描いています。ある男の子との恋は順調だったのに、突然終わりを迎えてしまったそう。その理由とは?

忘れられない…大好きだった男の子との物語

さきさんには忘れられないある恋のお話があると言います。当時、さきさんは小学校5年生、まだ10歳でした。そんなさきさんはクラスの男の子、前橋くんを好きになります。

2児の母・さきさんが「親になったからこそ振り返りたい」と語る恋とは、いったいどんな恋なのでしょうか。

両思いになった、同じクラスの男の子

さきさんは好きになった男の子、前橋くんに告白をして2人が両思いであることがわかります。2人は誰にも内緒の交換ノートをしながら、お互いの楽しい時間を過ごしました。

漫画をきっかけにした10歳の恋。かわいらしい恋模様はずっと応援したくなりますよね。

突然終わってしまった「交換ノート」

しかし、ある日前橋くんは母親に促され、交換ノートをさきさんに返します。そこには信仰する宗教の都合で、さきさんと仲良くできないという内容が書かれていました。

2人だけの秘密にしたかった大事なノートを、前橋くんの母親の目の前で返されたさきさん。きっととても悲しかったでしょう。いくら宗教の教えと言っても、まだ幼い子どもには理解することは難しいですし、悲しさが勝ってしまうはずです。

子どもの恋心ではどうにもできない「大きな力」

さきさんと前橋くんは、ただ両思いでお互いがお互いを好きという、甘酸っぱい関係を楽しんでいただけ。そんな関わりさえ許されない教えだったのでしょうか。さきさんのお母さんもわが子がこれ以上悲しまないよう、関わらないようにと助言します。これは、子どもにはあまりにも残酷な結果ですよね。

宗教上の都合と言われてしまえば、子どもなりにそれが理不尽だと感じてもどうすることもできません。この恋をさきさんは大人になっても忘れることなく覚えていて、わが子の成長とともに思い出しているようです。自分の子どもが当時のさきさんや前橋くんと同じくらいの歳になったとき、その関わり合いをどう見守ればいいのか、改めて考えさせられるお話です。

著者:ゆずプー

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