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悪縁切の「安井金比羅宮」で今年最後の「御縁日」☆『終い金比羅祭』

  • 2023.12.12

崇徳天皇を主祭神として祀り、悪い縁を切り、良縁を結ぶとして信仰を集める「安井金比羅宮」で、今年最後の御縁日『終い金比羅祭』が行われましたので、その様子をご報告します。

今年最後の「金比羅大神様」の「御縁日」

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「縁切り縁結び碑」で有名な「安井金比羅宮」では、毎月10日に金比羅大神様の御縁日が行われていますが、12月10日は今年最後の御縁日とあって、特に『終い金比羅祭』として尊ばれています。

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今年最後の御縁日、そして「終い金比羅祭」から翌年1月10日に行われる「初金比羅祭」までの間、縁起物の『稲宝来(いねほうらい)』の授与が行われるとあって、早朝から大勢の参拝客で境内が賑わっていました。

安井金比羅宮随一の縁起物『稲宝来』

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『稲宝来』は豊かな実りの象徴である稲穂と、清浄の証と尊ばれ、瑞々しい緑が目を引く「日蔭蔓(ひかげのかずら)」が添えられた「寳來寶來」の御神札で、安井金比羅宮随一の縁起物です。

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「稲宝来」は来年1月10日の「初金比羅祭」まで授与いただけるのですが、大勢の参拝客がお買い求めされるのでしょう。境内のあちこちで「稲宝来」に添える「日蔭蔓(ひかげのかずら)」が用意されていました。

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手水所でも浄水に山盛りの「日蔭蔓(ひかげのかずら)」が浸けられていました。
一瞬、何事かと思いましたが、日蔭蔓のおかげで秋錦に鮮やかな緑が添えられ、他では味わえぬ独特の美しさを堪能することができました。

『八大力尊』~安井金比羅宮のイケメン衆~

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安井金比羅宮を訪れた女性参拝客の間で「カワイイ」「イケメン」と話題の『八大力尊』をご存じでしょうか?

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彼らは、御堂の柱を支えた「力石」だったと伝わっており、基壇を支え続けたことから「基礎を固めて困難に打ち勝つ力」を授けてくださる神様として崇敬されています。
現在では特に「基礎能力の向上・スキルアップ」の御利益が得られるとして、益々人気が高まっています。

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八大力尊舎に鎮座されているお姿も凛々しく、とても素敵ですが、絵馬やお守りにあしらわれたマスコットキャラのデザインが秀逸で、とても可愛いです。
人気になるのも頷けます。
安井金比羅宮にお参りの際は、ぜひ八大力尊舎にも足を運んでみてはいかがでしょうか?

年の変わりはお参りする絶好の機会

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悪い縁を切り、良縁を結ぶとして信仰を集める「安井金比羅宮」へは、特に年の変わる年末年始のお参りが区切りや心機一転にぴったりでしょう。
「稲宝来」の授与も毎年12月10日から翌年1月10日まで行われていますし、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

基本情報

終い金比羅祭

◇開催日時
・12月10日(日) 午前10時より

◇会場/入場料
・安井金比羅宮(入場無料)

◇縁起物
・稲宝来(いねほうらい)
※初穂料4500円(変更後)

安井金比羅宮

◇参拝時間
・終日ご参拝いただけます

◇祈願
・縁切り/縁結び碑
24時間可能
・形代(お札)
形代授与所に終日ご用意あり

◇お守り・絵馬
・授与所(午前9時から午後5時30分)にてご用意

◇お問い合わせ
tel. 075-561-5127
fax. 075-532-2036

アクセス

安井金比羅宮

◇所在地
〒605-0823
京都市東山区下弁天町70

◇電車・バス
・JR新幹線・東海道本線・近鉄「京都駅」
市バス206系統北大路バスターミナル行、「東山安井」下車、南へ徒歩1分
・京阪本線「祇園四条」駅
徒歩10分
・阪急京都線「河原町」駅
徒歩15分

◇車
・名神高速「京都東IC」
五条通、東大路通を経て約20分
・名神高速「京都南IC」
国道1号線、九条通、東大路通を経て約30分

※普通乗用車用駐車場あり

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