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結婚願望を一度手放すことも大切 婚活に疲れてしまったときの対処法 【女30からのシアワセ道 vol.20】

  • 2016.1.23
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「婚活」という言葉の流行とともに出現した「婚活疲れ」。お見合いやパーティに参加すると、それほど好きでもない相手からふられるケースもあります。

© Marina P. - Fotolia.com

そのため、婚活を続けると心身ともに疲労してしまうことも想像にかたくありません。今回は、そういった状況に陥ってしまい抜けだせなくなったときの対処法をお伝えします。

■既婚者からのダメ出しは聞きながすべし

「どうして結婚しないの?」「子どもは産んでおいたほうがいいよ」。

結婚したいのにできない女性に対するこれらの発言、筆者も独身時代はさんざん浴びせられたものです。既婚者からのダメ出しや毒を含んだアドバイスは、聞きながすに限ります。

というのも、結婚したからといって、「なんの苦労もせず悩みもなくただただ幸せ!」という夫婦など、世のなかにはいないからです。

夫婦には、夫婦それぞれの苦労や悩みがあるもの。独身者にダメ出しや毒吐きをする既婚者は、自分たちが抱えているそれらの“闇”から、いっときでも目をそらしたいと考えています。

結婚したことが偉いわけでもなんでもないのに、独身者より優位に立とうとしているだけなのです。

なかには本当にあなたのことを思ってくれている人もいることでしょう。その場合、同情するそぶりは一切見せずに、「結婚だけが幸せじゃないよ」と、結婚生活が大変であることを匂わせながら伝えてくれるはずです。

■「結婚したい!」という考えからいったん離れる

「結婚することをあきらめた途端に彼ができた」

取材や知人女性から多く聞いた言葉です。たとえば、「彼がほしい!」と強く願っているときはできなかったのに、「しばらくいいかな」と思った途端、彼ができたというケース。自分の経験はもちろん、友人や知人から聞いたことがある人もいることでしょう。

「がむしゃらに、できる限りのことをして、もう打つ手なしと実感できるまでがんばったら、一度完全に手放す。すると、向こうから転がりこんでくる」

以前、なにかの書物で読んだ記憶があるのですが、結婚に関しても同じことがいえます。というのも、わたし自身が同じ経験をしたからです。

「結婚は、もうしなくていいかな。自分が年寄りになるころには独居老人も増えているだろうから、独身が肩身の狭い思いをすることもないだろう。たとえ夫がいたとしても、一緒に死ぬことはできないから、最後は独りになるだろうし」

本気でそう思っていた時期もありました。そして、ひとり暮らし用の分譲マンションを探しはじめました。ペット飼育可能で防犯面に優れていて、いずれは売却できる可能性も秘めていること…。

ほかにも条件はありましたが、仕事の合間に真剣に物件探しをしていたら、出会うことができたのでした。

…という話をすると、「わたしも!」と共感してくれる女性の多かったこと。一度完全に「結婚したい」という思いを手放したい人には、「自立」をオススメします。

■経済的に自立した環境をつくる

完全に自立していないからといって、婚活疲れから逃れられないわけではありません。

しかし、自分で稼いで自分で食べて行く力があると、結婚しなかったときの人生設計が立てやすくなると実感しています。結婚した場合としなかった場合のどちらも思いえがきやすくなるため、婚活疲れからも解放されやすくなるのです。

以上、婚活をがんばりすぎて疲れてしまったみなさんの一助になるとうれしいです。

(内埜さくら)

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