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絶対やめて!【結露の放置】《YKK AP》さんが“理由と対策”を教えてくれたよ〜!

  • 2024.2.5

冬に私たちを困らせる問題といえば…そう、「結露(けつろ)」ですよね。寒いから暖房をつけていたら、窓が水滴でビシャビシャに…なんてご経験、おそらく一度はされたことのある方がほとんどだと思います。

でも、「仕方ないよね…」と放置してしまうのはかなりまずいかも…。実は、結露って“健康被害”につながる可能性があるそうなんです!

「え、どうしたらいいの!?」とお悩みの方のため、今回助けになってくださったのがYKK AP株式会社の広報室 広報企画グループの方々。結露がもたらす健康被害や効果的な対策方法などについて、くわしく教えていただきました!

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写真:PIXTA

結露した窓にはすごい量のカビが…

冬になるとしばしば発生する結露。うっとうしいと感じつつ、「まぁいいか…」「そのうち乾くでしょう?」と放置している方もいらっしゃると思います。

しかし、それは大問題!結露を放置しておくと、窓や隣接するカーテンなどが濡れてしまうだけでなく、カビ・ダニ発生の原因になってしまうそうです。

ここで1つ問題!みなさんは、毎日結露する窓に、どれぐらいのカビがいると思いますか?(※「毎日」は冬期の1週間のうち4日以上結露する場合と定義)

「冬ってよく結露が起きているよね?」「見た目に変化もなければ、そこまでカビはいないのでは?」とお考えになった方もいらっしゃるかもしれません。

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写真:PIXTA

しかし…実は、なんと浴槽の排水口と同じくらいいると言われているのだそう!一見きれいに見える窓に、そんなに多くのカビがいるとなると、なんだか怖くなってきますよね。

とはいえ、知らなかった方がほとんどかもしれません。YKK AP株式会社の実施した「窓と結露に関する意識調査」によると、「毎日結露する窓には浴槽の排水口と同じくらいカビがいる」という事実に対し、94%の方が「知らない」または「聞いたことがある程度」と回答したそうですよ。

結露がもたらす健康被害とは?

カビ研究のプロ・千葉大学の真菌医学研究センター准教授の矢口先生によると、結露によるカビを放置していると、増殖し胞子を形成してしまう可能性があるのだそう。それを大量に吸い込むことで、呼吸器系のアレルギーなどの病気の原因になってしまう可能性があるのだそう。

そう、たかが窓の結露と思って放置していたら、大変なことになってしまうかもしれません。だからこそ、窓の結露対策はとっても重要なのだそう。でも、自分でイチからやろうとしても、どうするべきかわからないですよね…。

そこで。次のパートでは、YKK AP株式会社 広報室 広報企画グループの方々にうかがった、窓の結露の効果的な対策方法を解説します!

結露の効果的な対策方法を解説!

結露の効果的な対策方法として、実はすぐにでも取り組めるものがあります。それは「十分な換気」「水蒸気の発生源を減らす」こと。これらは特に専門的な道具も必要ないですし、すぐにでも実践できそうですよね。

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写真:PIXTA

そして、それ以外の対策方法として特におすすめなのが、窓そのものを“結露しにくい窓”にリフォームしてしまうことなのだとか。

結露しにくい窓としては、たとえば、ガラスを二重にした複層ガラスの窓内窓を取りつけた二重窓があるそうですグラスをイメージするとわかりやすいかもしれません。二重構造のグラスって、普通のグラスより結露が起きにくいですよね。

また、複層ガラスや二重窓にするだけでなく、アルミサッシから熱を伝えにくい樹脂フレームの窓に取り替えることで、より結露の発生を減らすこともできるそう。

ただ…ここで気になるのが、やっぱり金銭面の問題。リフォームするとなると、かなりお金がかかる気がしますよね。

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写真:PIXTA

でも、実は心配する必要はないそうなんです!結露しにくい窓へのリフォームは、現在補助金を活用することができるのだとかくわしい情報は、国が実施している「住宅省エネ2024キャンペーン」で知ることができるそうですよ。

補助金を活用して、快適な暮らしを手に入れよう!

たかが水滴がついただけ…そう思っていたら、窓の結露を放置することには大きな問題がありましたね。

でも、YKK AP株式会社 広報室 広報企画グループの方々のおかげで、その問題ともすぐにおわかれできそうです。教えてもらった対策方法や国の補助金を活用して、快適な暮らしを手に入れちゃいましょう!

今回取材したのは…

YKK AP株式会社
広報室 広報企画グループ