「何に見える？」あなたは独占欲が強い人？弱い人？【心理テスト】

2024.6.8

何でもかんでも自分一人だけのものにしておきたいという気持ちになりやすい人は、独占欲が強いのかもしれません。ものに対して独占欲を感じる人は、人に対しても同じではないでしょうか。でも独占欲が強い人ほど、自分がそうであるという自覚が欠けていることが多そうです。では、あなたは独占欲が強い人でしょうか？弱い人でしょうか？心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ミトン

2.湯沸かしポット

3.計量カップ

4.ぞう

1.ミトンに見えた人は「独占欲が弱い人」

図形がミトンに見えた人は、独占欲が弱い人かもしれません。ものに対しても人に対しても、強い執着心がないのではないでしょうか。誰かが勝手に自分のものを使っていても、さほど気にしないくらい、自分だけのものという意識がなさそうです。人との関係も、恋人の交友関係などには口を出しませんし、誰と何をしていてもあまり気にかけていないかもしれません。

このタイプの人は、穏やかでこだわりの少ない人でしょう。美味しいものがあれば、みんなで分け合おうとするでしょうし、道具などもみんなで使い回せばよいと思っているかもしれません。何でも気前よく振る舞ってしまいますので、気づけば自分の食べる分がなくなっていたり、自分のものがなくなっていたりすることも多いのではないでしょうか。

独占欲が弱いこともあって、あなた自身も周りの人のものを勝手に使いがちかもしれません。また恋人がいても別の人とデートするなど人との関係にもルーズさが出がちでしょう。独占したいという気持ちがない分だけ、周りの独占欲にも疎いところがあるのではないでしょうか。

2.湯沸かしポットに見えた人は「独占欲が強い人」

図形が湯沸かしポットに見えた人は、独占欲が強い人かもしれません。ものに対しても人に対しても、強い執着心があり、周りに触られたくないという気持ちを全面に出しがちではないでしょうか。自分のものを使われるのも嫌ですし、人との関係もべったりとした関係を好みがちかもしれません。

このタイプの人は、気が小さく疑心暗鬼になってしまいやすいところがありそうです。そのため、誰かに自分のものを使われると、それが戻ってこないのではという不安を自然に感じてしまっているのでしょう。また人との関係も、自分以外の人と楽しそうにしていると、自分が一番ではないと感じて不安になってしまうのかもしれません。

独占欲が強いことで、あなた自身もなかなか気持ちが穏やかにならないのではないでしょうか。常に周りに目を配り、自分の周りのものが脅かされないか気を張っていそうです。独占欲を弱くするためには、あなたが楽しめるものをたくさん持つことが大切かもしれません。気持ちが分散すれば、そこまで強い独占欲を感じずに済むはずです。

3.計量カップに見えた人は「やや独占欲が強い人」

図形が計量カップに見えた人は、やや独占欲が強い人かもしれません。あなたはものに対しても人に対しても、自分がそれなりに独占欲を持っていることを知っているからこそ、あまり執着しないように意識しているのではないでしょうか。だからこそ、表面的にはそれほど独占欲が強くは見えないかもしれません。

このタイプの人は、協調性に富み、周りとうまくやろうとする人でしょう。そのため、ものを独占したいと思っていても、できるだけそうならないよう気を配っていそうです。美味しいと感じたものも、分けてと言われたら分けますし、ものを貸してほしいと言われれば笑顔で貸そうとするでしょう。人との関係も同様で、できるだけ拘束しないよう心がけていそうです。

心の中では本当は嫌だなという思いはあるのかもしれません。モヤモヤしてしまう時は、おそらく別のことで気持ちを散らしているのでしょう。元々独占欲は強い方なのかもしれませんが、そうやって自分で意識して工夫することで、うまく調整することができているのかもしれません。

4.ぞうに見えた人は「やや独占欲が弱い人」

図形がぞうに見えた人は、やや独占欲が弱い人かもしれません。あなたはものに対しても人に対しても、あまり自分のものだという主張はしない人ではないでしょうか。そのため、あなたのものを勝手に使う人もいるかもしれません。あなたは気にしつつも、はっきりと言えず、黙っていることが多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、引っ込み思案でおとなしい性格をしていそうです。そのため、独占したいと思う気持ちがあっても、それをよしとはしないでしょう。そういうわがままは言ってはいけないと思っているかもしれません。そのため、美味しいものも相手が興味を示していれば自分のより多く取り分けたりするでしょう。また人との関係も、相手のしたいようにしてもらうのではないでしょうか。

我慢強い方ですので、そういうふうに我慢をしていても、結構やり過ごすことができているかもしれません。ただ、少しずつ鬱憤が心の中に溜まってしまっている可能性はあるのではないでしょうか。本当に嫌な時は、嫌だと伝えられた方が、あなたにとってよいのかもしれません。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。