「何に見える？」あなたの“不誠実度”がわかる心理テスト

2024.5.14

他人のことは考えず、自分だけのために動く人のことを不誠実な人と言います。自分が面倒だと思えば、約束も守りませんし、それを悪いことだとも思っていなかったりもするでしょう。けれども、不誠実な人というのは自分が不誠実だという自覚を持っていないことが多いものです。だから不誠実でいられるのかもしれません。では、あなたの“不誠実度”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.帽子

2.犬の横顔

3.滑り台

4.パイプタバコ

1.帽子に見えた人は「不誠実度40%」

図形が帽子に見えた人は、不誠実度が40%とやや低めかもしれません。どちらかといえば誠実な方ではないでしょうか。他人に気を遣いますし、相手の気持ちを慮って動くことが多いでしょう。不誠実な態度をとってしまった時には、かなりの後ろめたさを感じてしまうようなところがありそうです。

このタイプの人は、気が弱く周りの人の目を気にしやすいところがありそうです。他者評価が気になるため、できるだけ不誠実な態度を取らないよう、普段から意識しているのではないでしょうか。不誠実な態度をとってしまい、相手から嫌われたり、不誠実な人だと思われたりすることへの抵抗感が強いのかもしれません。

誠実であろうとすることで、ストレスを感じることもあるかもしれません。気疲れしてしまい、周りと距離を取りたくなることもあるでしょう。また、あなた自身がそうやって頑張っているため、不誠実な人に対して憤りを感じやすいかもしれません。平気で約束を破るような人には自分も不誠実な態度をとってやりたいと思っていても、そうできないのがあなたでしょう。

2.犬の横顔に見えた人は「不誠実度20%」

図形が犬の横顔に見えた人は、不誠実度が20%とかなり低めかもしれません。あなたは誠実な人なのではないでしょうか。他人に対して思いやりの気持ちが強く、真摯に誠実さを持って関わろうとしがちでしょう。どんなに小さな口約束も、きちんと心に留めておき、守ろうとするところがありそうです。

このタイプの人は、優しく他人とのつながりをとても大切にしているところがありそうです。裏切るようなことは決してしませんし、いつだって相手の気持ちを尊重しようとする人でしょう。約束が守れない時には、きちんとその旨を伝え、誠心誠意謝ろうとするはずです。その誠実さが、あなたが周りから好かれる所以なのではないでしょうか。

誠実であることが、当たり前のように身についている人なのでしょう。不誠実な人を相手にしている時でも、あなたは誠実な態度で接するのではないでしょうか。本当に不誠実そのものの人には響かないかもしれませんが、多少の誠実さを持った人であれば、あなたを前にして不誠実な行動は取れないかもしれません。

3.滑り台に見えた人は「不誠実度80%」

図形が滑り台に見えた人は、不誠実度が80%とかなり高めかもしれません。あなたは自分で気づかないうちに、相当に不誠実な態度をとってしまっているのではないでしょうか。とても大切な約束を破ってしまったり、相手の気持ちを裏切る行動も、特に躊躇なくしてしまっているかもしれません。

このタイプの人は、物事を深く考えておらず、気分屋なところがありそうです。その場の気分で口約束をしてしまい、すぐ忘れるということも多いのではないでしょうか。曖昧な言葉で濁して、テキトーに誤魔化していることも多いかもしれません。あなたにとってはたいしたことではなくても、相手にとってはとても大切なことだったということも多そうです。

あなたが気づかないところで、あなたの不誠実さに腹を立てて離れていってしまっている人も多いかもしれません。あまり無自覚に不誠実な行動を繰り返していると、しっかりとしたつながりのある人がいなくなってしまうのではないでしょうか。もしそれが嫌だと感じるのであれば、身の回りの大切な存在にだけでも誠実な態度を意識することは大切そうです。

4.パイプタバコに見えた人は「不誠実度60%」

図形がパイプタバコに見えた人は、不誠実度が60%とやや高めかもしれません。あなたは他人に対しては誠実なのですが、家族など身近な存在になればなるほど不誠実になっていってしまいやすいところがありそうです。本当に大切な人ほど、雑な扱いをしてしまっているのではないでしょうか。

このタイプの人は、虚栄心が強く体裁を気にしやすいところがありそうです。そのため、仕事関係の人などに対しては、意識的に誠実な態度で接しようとするでしょう。ただ、根本的には面倒くさがりで、他人のために動いたりすることをひどく面倒に感じやすいところがありそうです。それが身近で心を許している相手には出てしまいやすいのではないでしょうか。

社会的には、誠実で信頼できる人と思われ、うまくやれていますが、身近なところではどんどん信頼を失っているかもしれません。あなたに対して諦めの気持ちを感じ、期待しなくなっているということもあるでしょう。大切な人たちに見限られないためには、もう少し自分の態度を見直すことが必要かもしれません。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。