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【カンボジアで走る】「アンコールワット国際ハーフマラソン」挑戦記。

  • 2016.1.23

【カンボジアで走る】「アンコールワット国際ハーフマラソン」挑戦記。

【マラソン部ニュース】vol.29 文・anan総研編集部

旅とマラソンを組み合わせた「旅ラン」を提案、沖縄やグアム、富山など実際に体験し、レポートしてきたアンアン総研マラソン部。なんと、ついにというか、昨年の暮れ、カンボジアに行っちゃいました!

カンボジアって?

アンコールワットの日の出。 正式名称は、カンボジア王国。東京から直線距離で4330km離れ、南はタイランド湾に面し、西はタイ、北はラオス、東はベトナムと国境を接します。カンボジアの中でも、今回私たちが向かったのはシェムリアップという都市。有名な世界遺産、アンコールワットがある観光地です。現在、日本からの直行便はなく、韓国、ベトナム、タイなどを経由してのフライトになります。

「東南アジアの暑い国でしょ。マラソンなんてできるの?」

「治安は大丈夫?」

「食べ物は? おなか壊したりしないのかしら」

などなど、いろいろ疑問点をお持ちかと思います。そこでアンアン総研メンバーマラソン部、選ばれた6名が体験したカンボジア・シェムリアップでのハーフマラソン。そしてその前後に楽しんだ観光も、たっぷりお届けします。

第20回「アンコールワット国際ハーフマラソン」挑戦記。

「アンコールワット国際ハーフマラソン」のスタートは、12月6日早朝6時。今回、現地でお世話になるのは、カンボジア王国政府公認の日本で唯一のツアーオペレーターであるグリーントラベルさん。ホテルから専用バスに乗り、アンコールワットの入り口、スタート地点に向かいます。

スタート地点へ向かうバスの車内。すでにハイテンション!

挑戦したのはこの6名。

左から、大矢恵未さん、平沢由貴さん、遠藤朋美さん、長谷川真美さん、高木晴香さん、尾谷萌さん。 -「アンコールワット国際ハーフマラソン」に向けてどのような練習をしてきましたか?

尾谷 週1で練習会に参加。ハーフマラソンに向けて、いつもよりスピードアップして走る練習をしました。

遠藤 11月のはじめに富山マラソンに出場した後に足を痛めてしまったので、なかなか練習が進められず、悶々とした日々が続きました。その中でも登山に行って筋トレをしたりと楽しく練習できたと思います。

-長谷川さんは久しぶりのマラソンとのことですが。

長谷川 はい、大会に参加するのが数年ぶりなんです。自宅での体幹トレーニングや、心拍を意識した1時間ほどのランニング。マラソン部の練習会にも何度か参加して準備しました。

-ハーフマラソン初体験のみなさんは?

大矢 夏頃から週に3回ほど 近所を約3キロランニングしたりウォーキングする習慣をつけてきました。10月に入ってからはジムでの練習が中心となり、5キロを30分〜40分の一定のペースで走っていました。11月後半は上記に加えて、コーチのアドバイスを受けて10キロを2回走りました。香港に住んでいるため、練習会には参加できなかったのですが、みんなの様子が励みになりました。

平沢 アンコールワットに向けて10月から本格的に練習を始めたんですけど、最初は全然走れなくて500mから始めました。長く走ることよりも走ることを習慣づける事が大事だと思い、とにかく時間がある時は毎日のように夜中でも走ってました。

高木 週2回くらいほど走る、という習慣をつけるようにしました。距離は日により3~12、3キロとバラバラです。走ることに慣れてないのと、苦手意識が強かったので、苦痛じゃないペース、距離を続けるようにしました。

-今回の大会、目標を教えてください。

遠藤 目標タイムは1時間47分。世界遺産を堪能しながら最高に楽しい21kmを走り切ります!!

平沢 絶対に歩かないで完走します!!!! 

尾谷 今回のハーフマラソンで2時間を切って、次のフルマラソンでサブ4を目指します。

高木 とにかく完走する! アンアン総研マラソン部のメンバーとして行く以上、記事にもなるし、リタイアだけは許されないというプレッシャーはありました。また、初のマラソン大会、しかも海外なので、楽しむことを忘れないように…と!

-走るのは楽しみですか?

長谷川 はい、もちろん。怪我の経験や暑さが不安ですが、世界遺産を見ながら走れるロケーションってすごくないですか?

-マラソン前日は、どのように過ごしましたか?

平沢 前日はとにかく体力温存しようと思って早めに就寝しました。そしてアミノ酸サプリを飲んで身体を労わったり。あとわたしは膝が痛かったので右膝周囲と太ももを中心にしっかりとマッサージをしてから寝ました。

高木 観光もかねて、みんなでアンコールワットでランニングしたんですが、朝焼けも見ることができ、気持ちが上がりました。

ゼッケンをもらうためにエキスポ会場へ。 -前日の食事はどうしましたか?

高木 食事はお肉とお酒を避けて炭水化物を中心に摂取し、体力をつけました。アミノ酸サプリを飲んでから早めに就寝しました。

尾谷 昼はお米を食べるためにチャーハンをチョイス。夜は日本から持ってきたウドンと餅を食べました!

遠藤 夕食にちょっと多めにカロリーを採ろうと思い、チャーハンとお粥とヌードルをいただきましたが、結局次の日の朝、胃もたれしていました。次のマラソン大会こそ食べ物を成功させたいです。

-おふたりは、別にがんばったものがあるようですね(笑)。

長谷川 はい、お酒を飲みませんでした(頑張りました)。

高木 お酒もダメと言われて、グッとガマン。これが一番きつかった(笑)。寒い日本ならガマンできると思うのですが、ここは真夏! うーん、楽しみはランの後に。

-前日の夜は? スタートが6時なので、寝るタイミングが難しいですよね。

高木 はい、夜中3時に起き泣きゃ間に合わないので、9時過ぎには寝るようにしました。サプリも小野塚コーチに教えてもらった通り、アミノ酸サプリを飲み、次の日の大会中のサプリを準備しました。

尾谷 私も。早めにホテルに戻ってゆっくりお風呂に浸かって、マッサージも入念にして9時には寝ました。

長谷川 寝る前にはアミノ酸を摂取したり、経口補水液で水分補給したりしました。

いよいよ当日。スタート地点へ。

朝5時45分頃、スタート地点の様子。 -スタート前、会場の印象を教えてください。

高木 国際マラソン大会なこともあり、白人さんがとても多かったです。カンボジアの方より多かったんじゃないかな。到着時はまだ暗かったので、電飾が賑やかで、音楽もガンガンなっていて、とても楽しいお祭り騒ぎでした。

マラソン部オリジナルリストバンドを着け、気合を入れるメンバー。平沢 とにかくすっごい人! 外人さんばかりで結構圧倒されました。朝も早くて暗闇だったので余計に緊張しました。

一番前からスタートする尾谷さんと遠藤さん。周りは“早そうな”男性ランナーばかり。大丈夫か。 -尾谷さんと遠藤さんは、一番前からのスタートでした。

遠藤 カンボジア政府観光局のご好意で、一番前からスタートをさせていただきました。ありがとうございました。猫ひろしさんのスタートを見られたり、有森裕子さんに挨拶したりと貴重な経験ができました。近くにいた日本人の方々とお話して親近感がわき、とても楽しかったです。海外のマラソン大会だからか、DJの盛り上げ、スタート前の秒読みが華やかでテンションが上がりました。

スタート地点で、有森さんと記念撮影。尾谷 スタートラインに並ばせてもらったので早く走らなきゃと焦りました。まっ暗で音楽だけ響いていて、グアムマラソンを思い出しました。

-スタート前の気持ちを教えてください。

スタート前。だいぶ明るくなってきました。遠藤 アンコール遺跡群を見ながら走れるなんて!! と、わくわくわくわくしていました。空が暗かったのがだんだん明るくなってきて朝焼けが始まって、こんな素敵な雰囲気の中走れるなんて贅沢だな・・・・としみじみ感じました。

長谷川 とてもドキドキしました。どんどん盛り上がって行く会場の雰囲気にワクワクしたり、ちゃんと走りきれるかのドキドキもあり、不安と期待でいっぱいいっぱいでした。

平沢 とにかく緊張!それと膝が心配(笑)。また自分の目標が達成できるか不安でした!

尾谷 どんどん明るくなってきて、暑くなる前に走りたいと思いました。スタートが遅れて日が明けてきてカナリ焦りました。

高木 久しぶりすぎるくらいに、心臓が出るくらいドキドキしました。体力的な不安と、暑さの不安、時間制限の不安、でいっぱいでした。この2カ月ほど、この日に照準をあわせて練習していたので、やっとはじまる!早く終わってスッキリしたい!という気持ちもありました。

ハーフマラソン、スタート!

スタート直後の様子。左にアンコールワットのお堀が見える。 -スタート直後、どんな様子でしたか?

大矢 人の波に飲まれながらのスタート。緊張感で脚が強張っていて、すごく重たかったです。周りがとても早かったのですが、抜かれても気にせずに自分のペースで走れるように調整していました。有森さんがコースを行ったり来たりしながらランナーを励ましていて、その姿がとてもかっこよかったです。手を振っていただき、一緒に走っていたユキちゃん(平沢さん)と大興奮でした。

遠藤 前からのスタートだったのでまわりの早い人たちにのまれてかなり飛ばし過ぎてしまいました。後に完全にばててしまったので、反省です。アンコールワット周りの堀がとてもきれいで、走っていて爽快でした。2~6kmで折り返すコースがあり、猫ひろしさんを交えた先頭集団の走りを見られました。本当にかっこよかったです。海外で走るマラソン大会では女性がランニングのスポーツブラのみで走っている人がたくさん見られました。腹筋が割れていて、きれい! かっこいい!! 私もいつか・・・! すれ違いぎわにanan総研のメンバーと声を掛け合ったりハイタッチしたりして、元気をもらいました。

給水所は3キロおきくらいに設置されていた。平沢 周りの波にのまれ、結構早いペースで走り出してしまったのですが、「人は人自分は自分」と思って、ゆっくり走ろうと心がけました。景色はずーっと緑だったので結構長く感じました。でも有森さんに会えてパワーをもらったので頑張れました。

長谷川 朝日と湖がきれいにみえるロケーションで、さっそく動画を撮ったりしました。応援はけっして多くはなかったですが、現地の子どもたちが並んでハイタッチをしてくれる姿にとても励まされました!

高木 意外とスタートラインから近いところからスタートできたので、周りのペースが早くて、つられて普段より早く走っていました。でも不思議と辛くなかったのでそのまま行っちゃいました。5kmあたりのところで、有森選手がみんなに声援をかけてくれていて、嬉しくなり元気になりました。ちょうど折り返しがあったので、すれ違う総研メンバーも見つけたり声かけてくれたり、励まされました!

10km地点。もうすぐ半分。

-10kmまで、どんな調子でしたか?

大矢 緊張もほぐれて身体が動くようになってきました。塩熱サプリやアミノ酸をどこで摂取するかユキちゃん(平沢さん)と相談をしながら走り、前半は森が続いているので、遺跡を見ることを目標に気持ちを保ちました。すれ違ったドディ(遠藤さん)がとてもキラキラしていて元気をもらいました!

遠藤 始めをとばしすぎて、また吐きました(笑)。またか。もはやお決まり。そのため、いったん呼吸を整えて、まじめに走ることに。呼吸が整ってからは現地の子供たちとたくさんハイタッチしました。子供たちがとてもかわいかったです。

子どもたちの応援は続く。平沢 景色は変わらず直線で緑(笑)。けど現地の小さな子供たちがたくさんいて、ハイタッチをしたりして少し紛れました! 10㎞までは自分の中ではまだまだ結構余裕あったと思います。

-暑さはどうでした?

長谷川 主に森林のなかを走るゾーンなので、さほど気になりませんでした。

高木 ただ、森の中なのでなんにもないし、ちょっと飽きちゃうなーって感じ。ずっと日陰になってくれていたので、そこは良かったなと思います。

給水所の様子。ペットボトルの水のほか、スポーツドリンクなども用意されていた。 -尾谷さんは暑さに苦労したみたいですね。

尾谷 10km地点であまりに走れなくて歩き始めました。まわりのランナーに抜かされて行くのが辛かったけど、足が動かないし息があがって走れなかった。100歩走ったら休憩、150歩走ったら休憩、400歩走ったら…と自分で少しずつ目標を決めて前に進みました。 

15km地点。 -半分を過ぎ、15kmまでの状況は?

大矢 未知の距離に入ってどうなるか心配でしたが、スタート時から目標のペースを保てていました。

遠藤 最初を飛ばし過ぎていたため、ちょっと苦しくなってきました。10km地点でペットボトルのふたが開かなくて給水に失敗したのですが、次の給水所では日本人のおじさんが「開けましょうか?」と助けてくれました。「日本人大好き!」と思って走っていきました。

給水所にはバナナも!長谷川 まだ森林ゾーンですが、給水の前後等などに応援してくれる応援に元気をもらって頑張れました。最初にスピードを上げてしまった分、辛くなってしまいましたが、用意したアミノサプリや塩熱サプリを使用したことで気持ち的にも体力的にも頑張れました。サポートのスパッツを履いてたおかげで、いつもは痛くて集中できたくなる後ろ腿のつっぱりも軽減されてたのでとても助かりました。

コースに世界遺産がちらほら登場。

世界遺産のすぐそばを駆け抜けるランナーたち。高木 15km地点前くらいからやっと遺跡が出てきて、写真を撮りながら、「こんなところを走れるなんてやっぱりすごいなー!」と感動していました。お店が多い通りなどは声援も多くて、子供たちもとてもかわいくて、元気をもらいました。だんだん日も上がってきて、日陰で少し歩いて、日なたは走る、というのを繰り返していました。

尾谷 遺跡のゾーンに入ってきて、楽しくなってきた。ファンランに切り替えようと決めて、動画や写真を撮りながら走りました。 

勝利の門の前で余裕のVサイン。 -勝利の門を抜け、バイヨンの辺りから森が途絶え、直射日光が当たるコースに入りました。ゴール直前までの状況はどうでしたか?

遠藤 かなりばててしまって、目標タイムには遠く及ばなそうであることが分かってきました。ちょっとせつなかったです。前回のフルマラソンのときに最後に手を抜いて、ものすごい後悔したので、手を抜くことだけはしない。自分が今できる走りをちゃんとしていこう。と考えていました。とにかく足が動かなくて厳しかったです。勝利の門が見えてきてあとひと頑張り、頑張ろう!!!! とテンションがまたまた上がりました。世界遺産をくぐって走ることができるなんて、本当に贅沢でした。

森を抜け、日差しの強いゾーンへ。あともう一息。

ゴール直前に、サルが応援に現われた。長谷川 遺跡の景色が多くなり、とてもテンションが上がってきました。体力的に辛くなり、ペースはかなりダウンしましたが、絶対に歩かないと決めていたので、遅くても走り続けることを実行しました。

高木 前日に下見をして、感動していたアンコールトムのあたりは、すごく楽しみにしていたので、「やっとキター!」という感じでした。給水をとりながら、写真撮影していると、大矢さんと平沢さんと合流でき、またパワーチャージ! 身体的にはもぉだいぶしんどかったのですが、ドディ(遠藤さん)に買ってきてもらった、コーチおすすめ、塩熱サプリをとり、栄養補給 ! これすごいよかったです。甘みと塩分が、カラダにしみわたって、元気になりました!

17km地点付近のメディカルテント。 -いよいよゴール寸前です。

遠藤 アンコールワットのまわりの堀が再度見えて、爽快な気分でした。ゴール前の100mごとの標識を見て走ったのですが、なかなか遠くて大変でした。100mって長い・・・!

長谷川 頼りにしていたサプリもなくなり体力的に限界でしたが、周りの応援で頑張れました!! 最後の数100メートルからはボードも立っていてあと少しだ! と頑張ることができました。

尾谷 あ、もう終わる〜と嬉しくなりました! 400mという表示を見て、ラストスパートをかけました!

あと400メートル!平沢 「絶対歩かない!」そのことだけを考えてひたすらゴールだけを見て走り続けました!! そして総研メンバーの応援が見えた時にはすっごく嬉しかったー!! 最後の最後ですごくパワーをもらいました。

高木 きつかったです。直線道なんですが、意外と長くて。でもここまで来たら、歩くのも…と思い、ほんと無理やり走ってました。暑いし、残り400メートルが、こんなに長いなんて。あと、めっちゃトイレも行きたくて、急ぎたいのに急げないもどかしさでいっぱいでした。残り100メートルくらいのところで、ドディ(遠藤さん)とまぁみちゃん(長谷川さん)が応援してくれていて、ラストスパートすることができました。

ゴール前の直線。あと少し!

ゴーーール!

フィニッシュはもうすぐ! -ゴールした時の状況を教えてください?

遠藤 最後もたくさん子供たちとハイタッチして、本当にみんなかわいかったです。ゴール地点の時計をみて目標タイムをあまりに達成できなかったことに愕然としました。ガイドさんがゴール地点で待っていてくれて、「おつかれさま!」と声をかけてくれたのが嬉しかったです。

長谷川達成感でいっぱいでした。とても満足でした。

尾谷 「つらかったー」と思いました。後半ずっと歩き倒したのであまり達成感はなく・・。

大矢さん、ゴール!大矢 走りきれた安心と達成感で気分が高揚していました! ほぼ同じゴールだったハルカちゃん(高木さん)&ユキちゃん(平沢さん)をはじめ、みんなと喜びあいました! メダルを手にした時にやりきったなーと実感しました。

平沢 ゴールした時はもう、歩かなかった事が嬉しかったです! そして膝痛ーい!!!!(笑) けどちっちゃなメダルも貰えて本当に完走できたんだと実感する事ができました!

高木 ちょっと前にゴールした大矢さんが待っててくれていたのですが、とにかくトイレに行きたくて、感動もそこそこ、メダルも貰わずに直行しました。ゴール地点は応援とランナーですごいごった返していました。あらためてマラソン大会って人気なんだなーって思いました。

全員完走できました。

走り終えて、一言。

遠藤朋美

さん

順位:

タイム:1時間54分57秒

54位/1196人

「とても贅沢で、楽しいコースでした!」 暑い中走ることはこんなに大変なんだ・・・と愕然としました。目標タイムと8分差です。撃沈・・・・・。最初を飛ばし過ぎてあとからバテるというだめな走り方ですが、手を抜いたりはせず、自分なりには頑張れたかなと思いました。いまの自分の実力はこのくらい。と認めて、次の大会まで再度練習だなぁ・・・と感じました。コース中にたくさん遺跡が見られたり門をくぐったり、とても贅沢で、楽しいコースでした! マラソン中に子供たちとたくさんハイタッチできて、とてもかわいらしくて楽しかったです。

長谷川真美さん

順位:

タイム:2時間5分49秒

174位/1196人

「リベンジしたい!」 目標のタイムには及びませんでしたが、こんな素敵なロケーションで走れてとても楽しかったです。そして、反省点もたくさん見えたので、またリベンジしたいと思いました。

尾谷萌さん

順位:

タイム:2時間9分44秒

238位/1196人

「遺跡を見ながら走れて楽しかった!」 2時間切れなかった悔しさと、21キロ走りきれなかった悔しさで達成感がありませんでした。コースを知ってしまっているから故、走りながらの楽しみがなかったのも残念。だけど、他のランナーに「がんばれっ」と肩を叩いて励ましてもらえたことはすごく嬉しかったし、遺跡を見ながら走れて楽しかった!

大矢恵未さん

順位:

タイム:2時間25分5秒

539位/1196人

「風が気持ち良かったです♡」 不安と緊張から始まったマラソンでしたが、自然・遺跡・沿道の応援・すべてが新鮮で、目標にしていた楽しんで走ることができました♡心配していた暑さも、給水所が数多く確保されていて脱水状態になることもなく、また、コースのほとんどが森の中なので風が気持ち良かったです♡

高木晴香さん

順位:

タイム:2時間26分9秒

557位/1196人

「遺跡観光で元気をもらえました」 目標の完走もでき、なんとなく目安としていた、2時間半もきれたので、良かったかなと思います。やっぱり普段の練習と比べるととても長いので、途中疲れたというのもありますが、飽きたというのもあり、萎えそうになることがしばしば。そんな時に、子供の声援や、他のランナーとの交流、遺跡観光で元気をもらえました。今度マラソン大会を見る機会があったら、積極的に声をかえて、選手を盛り上げてあげたいなと思いました。

平沢由貴さん

順位:

タイム:2時間26分37秒

568位/1196人

「2015年、最高の締めくくりになりました!」

初めてのレースでしたが比較的楽しめて走ることができました。ところどころに遺跡があったりして飽きないコースだなと思いました。8月の決起集会でドディ(遠藤さん)がマラソンの楽しさを教えてくれて。その時から「自分もできるかも? アンコールワット行きたいな」と思ってました。頑張って練習してきたけど途中で膝が痛くて練習できなかったりいろいろ上手くいかない事もあったけど、「頑張れば自分でもこんな長い距離走れるんだ!」とか「やればできる」って言うのを再確認した気がしました。本当に頑張ってよかった!

無事、完走し終えて。

レース後、日本人ツアー参加者用の専用テントでそうめんをいただきました。公式ツアーならではのサービス。 -レース後はどんな状況でしたか? 体の異変は?


遠藤 終わってから、みんなの応援に行くことにしました。anan総研マラソン部全員完走!! みんな頑張っていて、本当に感動しました。走り終わってクールダウンのためにホテルのプールで遊びました。リゾート気分を味わえました。アンコールビールも飲んで、最高!!!! やっぱ、これですね!!!!


長谷川 筋肉痛になってしまいましたが、予防のため終わったあとはアミノ酸を摂り、ストレッチをしっかりしました。またホテルに帰ってきてからは、プールに入りしっかりと体を冷やしました。まだまだ慣れていない靴だったので、血豆ができてしまいました。無理に潰さず日本に帰ってから治療しました。

ゲストテント前で記念撮影。大矢 当日は心地よい疲れを感じていたのですが、翌日から全身筋肉痛でパッキパキ! 歩き方はまるでおばあちゃんのようでした。また、翌日まで気づかなかったのですが、足の人差し指に血豆が出来てしまっていて驚きました。スパを日々はしごしたり、湿布を貼って過ごしました。


平沢 とにかく右膝と左足全体が痛くって…歩くのがやっとでした! 右膝は自分でセルフマッサージして筋肉をほぐしました。後はもうマッサージ&スパでほぐしてもらいました。最高で1日に3回も行きました(笑)。やっぱりやってもらうと少し楽になりました。


尾谷 特に変わらず。プールでクールダウンしました。 そのあとマッサージいって、アミノ酸たくさんとりました!


高木 そこまで大きな変化はなく、多少の筋肉痛くらいでしたが、当日、スパに行ってマッサージしてもらったのと、とりあえず湿布を貼っておいたのと、マラソン直後に、遺跡観光をして、クールダウンがわりになったのかもーと思います。

ホテルのプールではしゃぐ遠藤さんと長谷川さん。 -来年、このレースに参加しようとしているランナーに対して、アドバイスをお願いします。


長谷川 とても遺跡が素敵で、すごくいい体験ができました! 朝一番でのマラソンなので、暑さは思ったよりも大丈夫でしたがが、こまめな水分補給や対策の大切さを感じました。たくさんの国の方ともコミュニケーションとれとてもいい大会だと思ったので、ぜひ参加してみてください!


大矢 何よりも自然の中を走ることはとっても気持ちが良いです! 実際に自分の足で見て回ることで遺跡の大きさを感じることができます。子供達との触れ合いを通して、リフレッシュできます♡


遠藤 治安は日本人の方々のイメージのようには悪くないですし、水もペットボトルの給水なので問題ありません。遺跡もたくさん見ることができて楽しいし、何より終わった後のビールがおいしくて、そして安い!! 暑いので熱中症対策に塩分をとれるサプリを持ってくるとさらに良いです。

ビールが上手い!平沢 遺跡の中を走るなんて滅多に経験できることじゃないと思います。暑いけどほとんどコースは日陰になっているので走りやすいかなとおもいました。遺跡は本当に素敵でしたよ。


尾谷 暑いので熱中症対策が必要です!! ペットボトルは開けずらいので注意!


高木 朝6時スタートなのですが、けっこう明るいし、すぐ暑くなります。でも、日陰も多くて、給水所もいたるところにあるので、思ったよりはしんどくないです。給水所のスポーツドリンクも、海外なので激甘かと思ったのですが、とてもおいしかったし、水もペットボトルなので安心です! 前半は皇居ランみたいな感じですが、後半は遺跡だらけなので、ほんと貴重な経験だと思います!

-今回、ウェアは、MIZUNOの+meで揃えました。

遠藤

他のスポーツメーカーに見られない色味のウェアで、女の子らしくてかわいらしいです。私の着させていただいたキュロットはおへそ下までのハイウエストな作りになっていますが、おなかの冷え予防に助かります。

長谷川

ワンピースタイプを着て走ったのですが、とても動きやすかったです。SNS等にアップした時にかわいいという声もいただきました。 

大矢

朝ラン(練習)の時など、みんなでお揃いで着ていると目立っていた様子♡着心地が良くて、走りやすい。一見シンプルですが、うっすらと模様が入っていてお洒落で可愛い。

平沢

メッシュ加工と速乾性があったのでそれほどウェアが暑いと感じる事はなかったです!

尾谷

柄は落ち着いた秋冬色でしたが、組み合わせが独特で目立つし可愛かった!

高木

グレーのワンピースだったのですが、かわいいし、着やすかったです。暑くてロングタイツを履きたくなかったので、スカートがめくれてないか、走る時少し心配でしたが(笑)。

-来年8月に、「アンコールエンパイア・フル&ハーフマラソン」が予定されています。興味を持っている読者にアンコールワットを走る魅力について教えてください。


遠藤 世界遺産を見ながら観光することができて、とても贅沢なマラソン大会です! 南国だからということも含め、とにかく走った後のビールがおいしいです!! ホテルのスタッフさん、ガイドさん、街中の店の人などなど、みんな明るくて親切でした。おかげでとても楽しい時間をすごすことができました。ありがとうございました。


長谷川 今回はじめてカンボジアに行きとても良い国だったので、また行きたい国です! とてもいい体験ができること間違いなしなので、ぜひ興味がある方はチャレンジしてみてください!

楽しい「旅ラン」が体験できました。大矢 「アンコールエンパイア・フル&ハーフマラソン」、見どころ満載で最高に贅沢です! コンディション作り(特に暑さ対策)をしっかりして走れば、思いきり楽しめます! アンコールワットの魅力を自分の足で、全身で吸収してください♡


平沢 遺跡の周りを走るマラソン大会なんてそうそうないと思います。一生の思い出にもなるし、何よりも楽しみながら走れるというのが魅力的です。初心者の私でも走りきれたので、是非チャレンジして貰いたいです。


尾谷 遺跡を見ながら走れるのは最高でした(*^◯^*)。多少アンコールワットの勉強をしてから走るとより楽しいかもしれないですね。


高木 初めてアンコールワットに行ったのですが、見どころがほんとに多いです。下見、本番、復習と、何回行っても楽しいです。高低差も少なく、暑いけど日陰も多く、遺跡を間近で見て感動するので、ガチの人も、ファンランの人も、楽しみやすい大会だと思います。そして、打ち上げのビール、安いです。ソフトドリンクより安いです!! 当日ひょんなことから話した方は、アメリカ、韓国、中国、インドネシア、ポーランド、と、ほんといろんな国から来ていて。でも、日本人も結構参加されているようで、国際マラソンといっても、とても参加しやすい感じだと思います!

「アンコールワットマラソン、最高!」 引き続き、「アンコールワット観光編」も近日公開予定です。お楽しみに!

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