1. トップ
  2. 充電が切れる前に【iPhone】バッテリーの消耗を抑える方法!“災害時”にも役立つ

充電が切れる前に【iPhone】バッテリーの消耗を抑える方法!“災害時”にも役立つ

  • 2024.2.3
undefined
写真:photoAC(写真はイメージです)

いつ発生するかわからない自然災害。多くの方がさまざまな対策をしていると思いますが、いざ命の危険から逃れることができた場合、我々はどのような行動を取ればいいのでしょう。万が一、電気などのインフラが数日間停止してしまった場合、スマートフォンのバッテリーはなるべく温存したいところ。

そこで今回は、iPhoneでのバッテリー消耗対策を解説します。また、万が一のときに使えるSOS発信方法について合わせてご紹介していきます!

iPhoneを省電力設定に変更しよう

闇雲にiPhoneをフル活用してしまうとバッテリーが消耗する原因に繋がります。通話は最小限にとどめ、メッセージのやりとりで安否確認をしましょう。
それと同時に、iPhoneを「省電力」に切り替えて、できるだけ長持ちするように心がけましょう。それぞれ詳しくご紹介します。

低電力モードにする

バッテリー残量が少なくなると切り替えられる「低電力モード」は、設定で変更できます。「CPUの速度が40%以下に低下」「アプリの自動更新がオフ」「メールの自動受信の頻度が減る」「ビジュアルエフェクトが一部制限」など、一部の機能が使用できなくなりますが、有事には不要なものも多いので「低電力モード」にしましょう。

低電力モードにする方法

1.「設定」から「バッテリー」を開く

undefined
画像:筆者撮影

2.「低電力モード」をオンにする

undefined
画像:筆者撮影

作動中の不要なアプリをオフにする

画面上に表示されていないアプリも、すぐに使えるようにバックグラウンドで作動しています。このようなアプリをオフにすることで消費電力を抑えられます。

バックグラウンド更新をオフにする方法

1.「設定」から「一般」を開く

undefined
画像:筆者撮影

2.「アプリのバックグラウンド更新」をタップ

undefined
画像:筆者撮影

3.「アプリのバックグラウンド更新」をタップして「オフ」を選択

undefined
画像:筆者撮影

画面の明るさを落とす

単純に画面の明るさを落とすことでバッテリーの消費電力を抑えることができます。

画面を暗くする方法

1.画面右上(上部)から下にスワイプしてコントロールセンターを開く

undefined
画像:筆者撮影

2.画面の明るさをスライドの最下部に調節する

undefined
画像:筆者撮影

位置情報サービスをオフにする

位置情報サービスは避難時や孤立している際に役立つ機能ですが、オンにしていると多くの電力を消費します。利用しない場合はオフにしましょう。

位置情報サービスをオフにする方法

1.「設定」から「プライバシーとセキュリティ」を開く

undefined
画像:筆者撮影

2.「位置情報サービス」をタップ

undefined
画像:筆者撮影

3.「位置情報サービス」をオフにする

undefined
画像:筆者撮影

Wi-Fiをオフにする

Wi-Fi-環境がない場所でWi-Fiをオンにしていると接続スポットを探して電力を消費します。避難所にWi-Fiが設置されるまではオフにしておくといいでしょう。

Wi-Fiをオフする方法

1.画面右上(上部)から下にスワイプしてコントロールセンターを開く

undefined
画像:筆者撮影

2.Wi-Fiアイコンをタップ

※Bluetoothもオフにしましょう。

undefined
画像:筆者撮影

万が一に備えてSOS発信を覚えておこう

緊急SOSは警察や消防に緊急電話をかけられる機能です。万が一のために、使い方を覚えておきましょう。

緊急SOSの使い方

1.音量ボタンとサイドボタンを長押し

undefined
画像:筆者撮影

2.「緊急SOS」を左にスライド

undefined
画像:筆者撮影

3.警察・海上保安庁・消防のいずれかをタップ

undefined
画像:筆者撮影

なお、サイドボタンを5回押しても緊急SOSボタンを表示することができます。iPhone 7より古い機種の方は音量ボタンとサイドボタンの長押しが使えないので、こちらを使ってくださいね。

iPhoneの使い方を学習しておこう

今回はiPhoneでのバッテリー消耗対策について解説しました。有事においてもスムーズに省電力設定に切り替えられるよう、ぜひこの機会に覚えておくといいでしょう。


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。