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大人が意外と間違える算数「5km²は何m²?」《小学生でもわかる》

  • 2024.1.24
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土地の面積を表す単位はいくつかありますが、いちばんよく使うのは「平方キロメートル(km²)」ではないでしょうか。

しかし、その単位変換については、意外と知らない人も多いようです。でも実は、面積の求め方は小学校で習うんです。

今回は、面積の単位に関する問題に挑戦してみましょう。

問題

5km²は、何m²?

さて、この問題を解くには、まずは1km²が何m²になるのかを考えましょう。

1km²=1,000m²ではありませんよ!!

 

さて、今回の答えは「5,000,000m²」です。

解説

よくある間違えは「1km²=1,000m²」としてしまうことです。

「1km=1,000m」という長さの単位は確かに正しいですが、面積になると違います。

 

1km²というのは1km×1kmの大きさです。これをmに直すと、1,000m×1,000mですよね。

つまり、1,000m×1,000m=1,000,000m²ということになります。

1km²=1,000,000m²

これが分かれば、今回の問題は簡単ですね

5km²
=5×1,000,000m²
=5,000,000m²

 

ちなみに、1km²の広さがどれくらいかイメージできるでしょうか。

正方形にすると、1辺が1kmです。

1kmを歩くと、約15分くらいの距離になるので、1km²は結構広いと感じませんか?

さらに1km²は、東京ドームが約21個分の広さ、東京ディズニーランドでは約2個分の広さです。

まとめ

「平方キロメートル(km²)」という広さを体感するのは、難しいですが、「歩くと◯分」とか「ディズニーランド◯個分」と言えば、イメージもしやすくなりますね。

数学的な単位変換はもちろんですが、このような基準も知っていると、日常では役に立つかもしれません。


文・編集(監修):SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」