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大人が意外と分からない「4㎡=?㎠」→400㎠じゃないよ!

  • 2024.1.22
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長さや重さは日常でもよく使うので、単位変換に慣れている人は多いでしょう。

しかし面積となると、あまり意識をしないため、いざ計算するとなると、意外とできないものです。

今回は面積に関する問題に挑戦してみましょう。

問題

4m²は、何cm²?

さて、この問題を解くには、まずは1m²が何cm²になるのかを考えましょう。

1m²=100cm²ではありませんよ!!

 

さて、今回の答えは「40,000cm²」です。

解説

面積の単位でよく間違えるのは「1m²=100cm²」としてしまうことです。

「1m=100cm」という長さの単位は確かに正しいですが、面積になると違います。

1m²というのは1m×1mの大きさです。これをcmに直すと、100cm×100cmですよね。

つまり、100cm×100cm=10,000cm²ということになります。

1m²=10,000cm²

これが分かれば、今回の問題は簡単ですね。

4m²
=4×10,000cm²
=40,000cm²

 

ちなみに、4m²は正方形にすると、2m×2mです。

土地の単位として用いられる「坪」は、1坪=約3.3m²(約1.8m×1.8m)となります。

また、不動産屋では「平米」という単位を使うことが多いですが、これは「平方メートル」と同じ意味です。「メートル」を漢字で表すと「米」となるんですね。

まとめ

面積の単位変換は、日常生活で使う機会が少ないので、「1m²=10,000cm²」というのを忘れている方もいたのではないでしょうか。

しかし、きちんと面積の考え方を知っていれば、導くこともできたはずです。

忘れていた方は、この機会に学び直しをしてみましょう!


文・編集(監修):SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」