息を飲むほど美しい…！　冬をギュッと凝縮した”快心の一枚”に、感動の嵐

景色や人物の一瞬を切り取り、その魅力を永遠のものにする写真。フォトグラファーの方の着眼点や努力、工夫の詰まった1枚に出会うと感動で胸がいっぱいになりますね。今回はそんな「奇跡の1枚」に関する記事です。

奈良県を中心に美しい風景写真を撮っているaki（@aki_goodspeed）さんが、ある冬の朝のメタセコイア並木の様子を写真におさめてX（旧Twitter）上に投稿したところ、「綺麗」「凄すぎる」「感動した」などのコメントと、3.2万いいね（2024/1/10時点）が集まりました。

akiさんが撮ったのはどのような写真だったのでしょうか？

その投稿がこちら！

息を飲むほど美しい……！

枝に積もった雪と、地面に映った白い木々、抜けるような青空が幻想的で、まるでファンタジーゲームのワンシーンのようです。

こちらは、滋賀県高島市にあるメタセコイア並木。約500本のメタセコイアが2.4kmにわたり植えられており、四季折々の景観で楽しませてくれる絶景ポイントです。1994年には「新・日本街路樹百景」にも選ばれました。

akiさんの写真からは、冬のメタセコイア並木の美しさが完璧に伝わってきますね。「この並木道を見に行ってみたい！」と思わせてくれる素晴らしい投稿でした！

枝の冠雪具合が最高だった
ある朝のメタセコイア並木。 pic.twitter.com/bEjuvTXbgr

— aki (@aki_goodspeed) December 23, 2023

入念なロケハンの賜物！ ずっと撮りたかった一瞬をカメラにおさめた朝

こちらの投稿をなさったakiさんに、このエピソードについて詳しくお話をお伺いしました！

---この様子をご覧になった時、どのような感想を持たれましたか？

「2022年の2月に撮りました。この日は寒波到来で、未明から滋賀県北部は吹雪でした。ずっと撮りたい絵があって、寒波の度に通っていたのですが、ここまでの積雪は初めてで、現地に到着して、枝に積もった雪の量を見て感激しました。やはり積雪量が多いと、連なるメタセコイアの木もより白くなって『銀世界』感が強まり、美しさも増します。運も味方したのか、一瞬ですが雪雲からの青空も覗いてくれて、そのチャンスを逃さず撮ることができました」

---この写真を撮るためにずっとタイミングをはかっていらっしゃったのですね！ 写真を撮影するにあたって気をつけたこと、工夫したことなどありましたら、お伺いできると幸いです。

「ロードヒーターが積もった雪を溶かしてできる、冬限定の大きな水溜りを利用しているのですが、リフレクションを主題とした作品ですので、どこで撮れば一番綺麗に水鏡となるかが重要です。場所によってはメタセコイアの密集感が得られなかったりしますので、限られた時間で良い場所を探すよりは、入念なロケハンが効いたのかなと思います」

---時間帯やタイミングだけでなく、どこから撮影するかも大切なポイントなのですね！

「さらに、もちろん、大人気スポットですので、人のいない早朝を狙うこと、また、通行の妨げにならない場所からの撮影にも徹底しています。あと、カメラの水濡れ対策と、頭上からの落雪には要注意ですね（笑）」

---人気スポットを最高の美しさでカメラにおさめるためには、下見を含め、しっかりとした準備が必要なのだとわかりました。貴重なエピソードをありがとうございました！

「素晴らしい！」「美しい！」切り取られた最高の一瞬にうっとり

akiさんの投稿を見たユーザーからは、次のようなコメントが寄せられていました。

素晴らしい写真ですね感動しました。

言い尽くせない感激に浸りました

綺麗
足元の雪解け水鏡も美しい〜

いまの季節がギュっと凝縮された快心の一枚ですね

普段何気なく見てる景色も写真で切り取ってもらうととても綺麗！ 観光客が1人も写ってないのも凄い！

間近で見てみたい景色

こういう世界に居たいよ

akiさんの写真の美しさにうっとりしたユーザーからのコメントが多数集まっていました。また、写真という芸術の凄さ・素晴らしさに感激している方もいらっしゃいました。

これからも、akiさんがカメラにおさめる「最高の一瞬」が楽しみですね！

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取材協力：aki（@aki_goodspeed）さん