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神7に 『なれなかった』AKB48柏木由紀が当時の心境を暴露「8位の私は呼ばれない」

  • 2024.4.2

4月に卒業する柏木由紀さんがAKB48での17年を振り返る!

アイドルグループ・AKB48の最年長メンバーで、17年在籍したグループから2024年4月に卒業を発表している“ゆきりん”こと柏木由紀さん

今回、クリエイター集団「ごっこ倶楽部」のインタビューに応じ、卒業を控えた現在の心境や“神セブン”がいた当時の状況を語ってくれました。

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画像提供:株式会社GOKKO

インタビューでは、「AKB48のメンバーとして17年間活動をしてきたので、毎年必ずやってきたこと、毎週のように行ってきた握手会、いろんな音楽番組への出演。そういったことが『本当に最後』になってきていると実感しています。」と、卒業を控えた現在の心境を吐露。「AKB48じゃない自分は中学で止まっているので、楽しみなのと不安なのが半々。ただ、『1回そこで人生が終わるくらいの気持ちで最後までやりきりたい、走り抜きたい』という想いが一番強いです」と続け、意気込みを語りました。

卒業に対しては、「『そろそろかな、どうしようかな』ぐらいはあったんですけど、私は今回の卒業まで本気でAKB48を辞めたいと思ったことは一度もありませんでした」と語り、実際に卒業した子たちには「『卒業したらどんな感じなのか?』ってのは結構聞いています」と明かしました。

「8位の私は呼ばれない」前田敦子さんや大島優子さんをはじめとする"神7”への心境は?

また、前田敦子さんや大島優子さんなど『神セブン』メンバーがいた頃の自分については、「結局そこに入れなかったのはやっぱり大きかったですね。8位でも十分ありがたいんですけど、7人で雑誌、7人でテレビとかが多くて8位の私は呼ばれない。そこにとんでもなく大きな差がありました」と振り返り、「神セブンっていうのが強くて7人が圧倒的なAKB48の顔。だから自分がAKB48にいる実感が全くなかったです」と当時10代だったときの複雑な心境を教えてくれました。

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画像提供:株式会社GOKKO

とは言え、8位だったのでメディアに出る機会はそれなりに多かったという柏木由紀さん。しかし、晴れて総選挙で3位になったとき、神セブンに比べての知名度は低く「『なんで3位?』という感じで見られた。」とのこと。テレビに出ても話を振られることは少なく、「テレビに行くと居場所がなくて下を向いてしまうこともよくありました」と、身の振り方が難しかったと明かしています。

柏木由紀さん:同期の子としゃべっているのを先輩に聞かれるのも遠慮して、隅っこで静かに携帯をいじってました。自分からはしゃべれなかったので、なんとか先輩と仲良くなって先輩にいじってもらうようにしました。今の時代はよくないのかもしれませんが、服が個性的とかしゃべらないとかいじられるようになって、そこからちょっとだけ自分の居場所が見つかった感覚です。いじられることは嫌じゃなかったです。いじられてでも自分の居場所、ポジションがAKB48の中にあることが嬉しかったです。

「AKB48じゃない自分は中学で止まっている」いざ卒業後にやりたいことは?

これまでは、何をするにもAKB48が最優先だったという柏木由紀さん。「私は旅行に行った経験がほとんどなくて、海外にプライベートで行ったことは一度もありません。そんなレベルなので、時間に余裕ができて初めてやれることがたくさんあるんだろうなと思っています。ジムに通うとかも今は仕事のために体力を温存しようって常になっていましたから」と、卒業後はこれまでできなかったことに挑戦したいとコメントしました。

「卒業後はどんな柏木由紀でありたい?」という問いに対しては、「AKB48を卒業しても常に話題の中にいる人、名前が出るような人でいたいとは思っています」と回答。さらに、「アイドルの活動は好きなので、ファンの方の前で歌ったり踊ったりはずっと続けていきたいですね」と、今後も何かしらの形でアイドル活動を続けていきたいと考えていると教えてくれました。

柏木由紀さん:ずっと「AKB48の柏木由紀」と言われるのも嬉しいです。今はいろんなアイドルのかたちがあると思うので、結婚したり、子どもができたり、ネガティブになったり、悩んだりもするし、 愚痴を言っちゃうことがあっても、それを隠さない。どんな私を見せても、なんだかんだで柏木由紀は「アイドルだよね」「結局アイドルっぽいね」と言われ続けるのが理想です。

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画像提供:株式会社GOKKO

紆余曲折を経て、17年間AKB48での活動を続けた柏木由紀さん。卒業への不安や、神セブンがいた当時の複雑な心境はありつつも、最後には“AKB48の柏木由紀と言われるのも嬉しい”と、これまで続けてきたアイドル活動への愛を綴りました。

また、「日常で忘れがちな小さな愛」をテーマにWEBREEN(※)を作り続けているクリエイター集団「ごっこ倶楽部」が、柏木由紀さんの卒業をテーマにスペシャルショートドラマを制作。「ごっこ倶楽部」のTikTokおよびXのアカウントにて公開されているので、ぜひチェックしてみて。 

(※)Web+Screenが由来で、スピード感ある展開にBGMやSEなどを加えた縦型動画プラットフォームにおける新たな映像表現。