【三鷹】武蔵野の豊かな自然に癒される場所「丸池公園」

季節は本格的な冬に向かっていますが、小春日和の気持ちの良いお天気の日には、いつもと違った場所に足を伸ばしてみるのもいいものです。自然の中でほっと一息つけるお散歩スポットをご紹介します。

豊かな自然が残るのどかな公園

三鷹市新川にある「丸池公園」。市内を流れる仙川のほとりにあるのどかな公園です。公園に入るとすぐに広い原っぱが広がっています。斜面地を登った先の小高い丘の上は見晴らしが良く、きれいに色付いた木々を眺めることができました。

都市型ビオトープ

丸池公園という名前の通り、公園の中には池がありました。この丸池はかつて埋め立てられてしまった池でしたが、地域の方々から復活を望む声があがり再び作られた池だそうです。都市型ビオトープとして多くの動植物の観察ができます。

小さな池のほとりをぐるっと取り囲んだ遊歩道から眺める景色に、豊かな自然を感じます。公園を流れる小川の水面には、赤く紅葉した落ち葉が浮かんでいて趣がありました。

丸池公園は、原っぱや雑木林・小川や池など自然を生かした景観が広がる公園です。 この日はとてもお天気が良く、広い原っぱでくつろぐ家族連れや、公園をのんびり散策される方、熱心に紅葉を写真に収める方など、思い思いに自然を楽しむ方たちの姿が見られました。

柴田勝家ゆかりの勝淵神社

丸池公園の隣には、織田信長の家臣・柴田勝家ゆかりの「勝淵神社」がありました。境内には、柴田勝家の兜を埋めたと伝えられている塚があります。自然だけでなく、歴史探訪も兼ねて楽しむことのできる場所です。

仙川沿いの丸池の里

近くを仙川が流れるこの辺り一帯は「丸池の里」と呼ばれています。川沿いの遊歩道は、春は桜、夏は鮮やかな木々の緑、秋は紅葉…と季節の移ろいが楽しめる自然豊かな場所です。 牧歌的でとても静かな空間には、ゆったりとした時間が流れていました。

「丸池公園」は、武蔵野の豊かな自然が残されたのどかな自然公園です。四季折々の景色を味わいに、それぞれの季節にまた訪れたいスポットです。

◆丸池公園◆ 住所：東京都三鷹市新川5-1-8 アクセス：三鷹駅南口より小田急バス（野ケ谷行）乗車、「丸池公園入口」下車すぐ 公式HP： https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/088/088883.html