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「個性負け」しやすい自分に気がついた【毎日が変わる片づけのワザ(172)】

  • 2023.12.10
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整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

「個性負け」しやすい自分に気がついた

公私ともに、(自分を入れて)5人以上の飲み会やご飯会などの「ザ・交流の場」が少し苦手です。つまり、わたしのわがままを通そうとすると、「会」の参加者は3人までが理想ということに…。ただ、わたしは友だちがそれほど多くないので一度に3人以上の友だちに会うことはほぼなく、心地よい距離で過ごしています。

この「心地よさ」を具体的に分解してみると、

・黙っている時間があってもお互い気にならない

→沈黙をおそれてむやみに話したり、無理にテンションを上げたりする必要がない

・相手と自分の発言量がほぼ同じくらい

→聞くと話すのバランスがよく、スムーズなキャッチボールになる

・そのときの自分の気持ちを素直に話せる

→相手にこれを言わない方がいいかな、などと考えすぎない

・別れたときに元気になっている

→「あ~楽しかったな~」と思いながら帰れる

となります。でも、職場で開催される大人数の会では、

・黙っている時間があると(わたしが)気になりまくる

→沈黙をおそれてむやみに話し、無理にテンションを上げてしまう

・相手がたくさん話していることが多い

→相手がどんどん「会話」という球を投げてきてくれるキャッチボールになり、受け止めきれないことも

・自分の気持ちではなく、相手が楽しめる話を優先する

→相手にこれを言わない方がいいかな、などと考えすぎてしまう

・別れたときにちょっと疲れている

→「きょうの会…わたしの言動は大丈夫だっただろうか、誰かに不快な思いをさせていないだろうか」と思いながら帰る

さらに、

・一人ひとりは好きなのに、集団になったときのテンションの高さや盛り上がりについていけなくなってきて顔が能面になってくる

・大人数に提供できるような素敵なトークテーマを持っていない自分に凹む

・結果、「行かなくてもよかったかも…」とひとり反省会を開催

という状態になっていました。

向かない。わたしは大人数の会に本当に向かない。

でも、職場の歓迎会や送別会などは、「ある程度の人数が参加している」ことも歓迎や送別の気持ちを伝えると思っているので、「主役を楽しませることには貢献できないけれど、参加することに意義がある」くらいに思っていました。

ですが…最近、プライベートの会でも同じ状況になりました。それは、共通の趣味で親しくなった人たちとの飲み会でのこと。参加者はわたしを入れて6名です。

参加していた5人のことは、全員大好き。1対1はもちろん、少人数で話すのもとても楽しい方ばかりです。それなのに、途中から、「なぜか今日はちょっと居心地が悪いなぁ…。この疲れ方は、職場の飲み会後に感じる気持ちと似てるかも」と感じてしまいました。

その理由を考えてみたところ、どうやら「個性負け」(※こんな言葉はありません)していたからではないかと思いました。

「個性負け」とは…?

パワーや個性に溢れた相手の話し方やテンション、生き方、生活、仕事ぶり、趣味への思いの強さなど「個性の強い」エネルギーに押されてしまった結果、「わたしには何も、個性が、ない~」といじけモードが発動し、自分らしくその場にいられなくなってしまう状態のこと。と設定してみました。

戦闘力に例えると、わたしの戦闘力は、対3人まで。それ以上になった途端にわたしの個性は、「うわぁ~参りました!」と降参し、元気がなくなってしまうようです。

わたしが会いたい人に会い、お互い楽しい時間を過ごすためにも、自分の「戦闘力」を知っておくことで、「相手も自分も楽しい時間を過ごせる」イベントを提案できるようになるかもしれない、と思いました。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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