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「母親が仕事なんてするんじゃない!」【世間知らずの姑】にイラッ!→ さらに"現実離れした発言"にあ然!

  • 2023.12.10
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友人から聞いた話です。友人の姑はほとんど働いたことがない人です。学生時代にアルバイト経験もなく就職して1年足らずで結婚し、ずっと専業主婦でパート経験もないのです。かなり世間知らずとは聞いていました。姑と話すと時々「は?」と突っ込みたくなることがあるそうで……。

画像: ftnews.jp

現実離れした姑

友人は大手企業でバリバリ働いてきたかなりのキャリアを持ち、現在も仕事をしながら子育てをしています。対して姑は、就職して1年で専業主婦になり、パートといった経験もしないまま、大黒柱である舅を長年支えてきました。社会経験が少ないせいか、世間知らずなところがあるのが気になっていました。

ある日、友人の家に姑が遊びに来た日のことです。姑は友人に、

「あなた、お仕事なんかして。うちの息子が稼いでいないみたいじゃないの」
「母親がお仕事なんてするもんじゃないわよ」

など、現実離れした発言に辟易することが多々ありました。姑は現代を生きていないんじゃないかと思えるほど、よくわからない発言をするのです。子供たちを姑に預けることがあるのですが、

「孫ちゃんがママが家にいないと寂しいって言ってるわ」
「私は息子にさみしい思いなんてさせていなかったけどね」
「さみしい思いをさせるなんて、母親失格だわ」

など、イヤミっぽいことも言われていました。子供たちを預かってくれるのは嬉しいですし、子供たちに寂しい思いをさせているのも申し訳なく思っています。けれど「家庭のために、自分のキャリアのために働くことは、そんなにダメなことなの?」と友人は内心もやっとしてしまいました。

ラーメン屋さんに謝れ!

そんな姑に「舅さんにはまだまだ元気でいて欲しいとは思いますが、もし亡くなられたら、生活のこと心配じゃないですか?」と尋ねてみました。すると姑はこう言いました。

「そうねぇ。舅は老後のお金結構蓄えているから問題ないわよ」
「もしお金が無くなったら私、ラーメン屋さんでも始めようか思うの」
「ど、どうしてですか?」
「私、お料理好きだし。ラーメンって、チャッチャッってザルでやればいいから簡単だわよね」

友人は開いた口がふさがらず、ただただ呆れてものが言えなくなってしまいました。
友人は「あのね、ラーメン屋さんっていうのはね、何年も修行して死ぬ思いして技術を身につけて、寝る間も惜しんで商品開発してメニュー考えて、かなりの重労働でスープ作って、そんなこんなで大変な思いをして1杯のラーメンを完成させているの。なにがチャッチャッで簡単だ!!」なんて、言えるはずもなく……。

優しい息子もいるし♡

姑は「私は大丈夫よ。ひとりになっても平気だから。優しい息子もいるし♡」と発言。
友人は
(絶対平気じゃない!)という心の声を押し殺したのでした。

永遠にかみ合わない会話を終えて、姑は家に帰っていきました。夜になって夫が帰宅。友人は胸の内のすべてを夫に話しました。子供を預かってくれる姑には感謝しているけれど、働くことに理解を示してくれないことがつらい。そして、もし舅が先に亡くなって姑がひとりになっても、価値観の違いでストレスがたまるから、同居は無理!と宣言したのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:鈴木まさ美

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