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「紫外線が原因!?」かすみ目で眼科を受診すると角膜に炎症が! 白内障へと加速する可能性も

  • 2023.12.10
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最近、目が疲れやすく、物がかすんで見えるなど目に違和感を覚えるようになりました。若いときには紫外線は浴び放題、疲れとは無縁のスポーツ三昧の生活をしていたのに……。年々体力が落ち、皮膚や髪、目にも衰えを感じるようになったアラフィフの私。眼科に行くと「白内障の初期かもしれない」と追加検査を受けることとなり、目の前が真っ暗になりました。このまま慢性的に紫外線を浴びていると、加齢とともに白内障へと加速するそうです。これから目の紫外線ケアにどう立ち向かうべきなのか、私の体験をお話しします。

ショック! 紫外線が原因で「慢性紫外線角膜炎」?

若いころの疲れは少し休養していれば元に戻りました。寝不足やパソコンの見すぎが原因の眼精疲労もしかり。しかし、50歳を境に視力が低下し、最近はしっかり睡眠を取ったあとでもぼんやり物がかすんで見え、スッキリしません。さすがに目の違和感を覚えながらの運転に不安を感じた私は、眼科で診てもらうことにしました。

まずは、赤と緑の電光パネルを使った簡単な視力チェックから始まり、目に風を当てるチェックなど複数の検査を受けました。私の場合は、左目が極度の近視+乱視なので左右の度差が大きく、以前から疲れやすい傾向がありましたが、今回の検査では、いわゆる老眼が進んでいました。それだけでもショックなのに、「角膜に炎症が見られるので、もしこの後にお時間があれば、白内障の検査も受けてください」とのこと。

平静を装いつつも、父親が70代に白内障の手術を受けたと聞かされていたので、「白内障? こんなに早く?」と頭の中は真っ白に……。ドキドキしながらも瞳孔を広げる目薬を点滴されたあと、検査を受けることにしました。

結果からいうと、「慢性紫外線角膜炎」の兆候があり、軽い炎症を起こしていました。医師からは日常的に紫外線から目を守りつつ、目をよく休めるようにと言われました。まだ白内障ではないようですが、このまま紫外線を浴び続けると白内障に近付くそうです。少しでも進行を遅らせる努力をしたいと、強く思いました。

白内障の原因の一つは紫外線?

白内障は、加齢が大きな要因ですが、紫外線も危険因子の一つなのだとか。

紫外線の蓄積でレンズの役割をする水晶体が濁って視力が低下し、視界が見えにくくなるのだそうです。紫外線によるシミやそばかすは目に見えますが、慢性紫外線角膜炎の怖いところは、「あれ? なんだか最近、視力が落ちたかな?」くらいにしか感じないところです。紫外線は長い時間をかけて瞳の水晶体に蓄積されるらしいのですが、痛みを感じないので、私も検査を受けるまで気付きませんでした。

先生によると、目の異常は40代から始まる場合が多く、60代で40%、70代で80%以上の方が白内障になるとのこと。手術でないと完治しない白内障ですが、最近では技術も向上し、手術自体は15分くらいで完了するため、日帰りで済むのだそうです。でも、やっぱり手術は怖い私は、少しでも進行を遅らせるために対策をおこなうことにしました。

目を守るため日ごろからできる3つの対策!

眼科の先生からアドバイスをいただき、私がおこなった対策は次の3つです。

①サングラスをかける

日ごろできる対策は、まずサングラスで目を紫外線から守ることだそうです。黒などあまり色の濃いレンズだと瞳孔が開くため、目を痛める恐れがあるとのこと。もし白内障の予防としてサングラスを新調するのであれば、紫外線と青色光線のカット率の高いレンズ、例えば暖色系のブラウンやグレーを選ぶと良いそうです。

私は、普段使いには淡いブラウンの度付きサングラスを新調し、庭の芝刈りの際には目全体を覆うゴーグルタイプのサングラスをかけて目を守るようにしました。

②姿勢を正す

仕事などでパソコンを使うときは姿勢を正すよう注意されました。くつろぐときも、寝転がって本を読んだりテレビを見たりするのは、左右の視力に偏りが出るためNGだそうです。疲れたらまばたきをしたり、目を閉じて休養するようにしています。

③目の健康維持に良い栄養をとる

目の健康維持のためには、ポリフェノールとビタミンC+E、抗酸化作用の高い食品を食べることが大切だそうです。具体的には、ブルーベリー、にんじん、ブロッコリー、トマト、かぼちゃやほうれん草など。

また、目のビタミンと言われるルテインやビタミンAは、うなぎや卵、レバーなど、疲れ目に効果があるビタミンB1・B2は豚肉やアーモンドなどに含まれているそうです。

私はサプリメントを併用しながら、積極的に食事に取り入れるようにしました。

まとめ

今回、眼科での検査をきっかけに、今後の30年、40年という年月をクリアな視界でスッキリ過ごしたいと感じるようになりました。サングラスはこまめにかけられるように、濃すぎないブラウンのものをハンドバックに携帯するなど今でも対策を続けています。

50代になりこれまで以上に、目にやさしい思いやりを注がねばと、決意を新たに過ごしていきたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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著者:マヌカハニー


監修者:医師 田辺直樹先生

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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