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「いっそこのまま…」絶望の淵にいた私を救ったのは空に帰ったわが子だった

  • 2023.12.29
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婚活サイトで出会った夫と交際0日で結婚を決めたアラフォー女子、ぷよ子さんのマンガを紹介します。ぷよ子さんは2022年5月に妊娠していることが判明しました。しかし9週目の健診で医師から稽留流産(けいりゅうりゅうざん)をしているため摘出手術が必要と言われてしまいます。悲しみで動揺するぷよ子さんは……。

セカンドオピニオンを求めてもう一度検査を受けたぷよ子さん。しかし結果は覆りませんでした。2カ所で同じ診断なら諦めがつくと思っていましたが、悲しみがあふれて涙が止まりません……。おなかの赤ちゃんの最後のエコー写真を握りしめて、新生児の泣き声でいっぱいの待合室を後にしたのです。

ふと車道を眺めると…

私は、言い表せない悲しみを抱えて帰路に着きました。しかし歩いて帰る途中、何度も泣き崩れそうになってしまいました。

ふと、車が行き交う道路を眺めたときです。「このままいっそ……」と足を踏み出そうとしていた私。ところが突然、手に握りしめていたエコー写真が風に舞い、道路とは反対側へと飛んだのです! それはまるでわが子からのメッセージ。小豆に、「そんなことをしたらダメ」と言われたような気がしました。

なんとか帰宅すると、夫が出迎えてくれました。「ごめんなさい、ごめんなさい」と泣きながら謝ると、「あなたは悪くない、たまたまそう言う運命だったんだ」となぐさめてくれたのです。

しかし、彼が席を外したときに、開かれていたパソコンの画面を見ると「稽留流産 生きていた」という検索結果のページが! 夫は私のために悲しみを押し隠してくれたのだと思い、またも涙があふれてきたのです……。

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残酷な検査結果を手に、ひとりで産婦人科から帰宅したぷよ子さん、本当につらかったと思います。悲しみで身も心もボロボロになり正常な判断ができなくなったぷよ子さんを風に舞った小豆ちゃんのエコー写真が救ってくれたのですね。ぷよ子さんが責任を感じないよう自分の悲しみを表に出すまいとしていたZ夫さんにも深いやさしさを感じます。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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著者:マンガ家・イラストレーター ぷよ子

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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