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「不思議な雰囲気…」大学時代に出会った彼。卒業後に再会を果たすと、まさかの展開に!?

  • 2023.12.9
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大学1年生のとき、サークルのイベントで出会った彼。第一印象は「なんだか自分の家族と雰囲気が似てるなぁ」。在学中は仲のいい友人の1人でした。関係が変わったのは、卒業して5年ぶりに再会したときで……。

彼の第一印象は「家族みたい」

彼との出会いは大学1年生のとき。彼が在籍する大学主催で開かれた、バドミントンサークルのイベントに参加したことがきっかけです。

先輩たちにつられて1年生もバカ騒ぎして盛り上がっているなか、同じく1年生の彼は、その様子を見て静かに微笑んでいました。それが、彼のまわりだけ別の空間が漂っているような、不思議な佇まいで……。「なんだか自分の家族と雰囲気が似てるなぁ」という第一印象を持ちました。

その場の盛り上がりに圧倒されていた私は、彼のもとへ行って話しかけました。それから、私と彼は友だちに。当時、私にはお付き合いしている人がいたので、彼とはあくまで、よく遊ぶ仲のいい友だちの1人、という関係でした。

10年交際している人との関係は…

そのまま私は、大学を卒業して無事に就職。このころの私は仕事が忙しく、毎日残業続き。体調を崩しながらも必死に働いていました。そのうち、自分がなんのために働いているのかわからなくなり、こんな働き方にも限界を感じ……。年齢的にも結婚や、もともと興味のあった大学院進学を本格的に考え始めた時期でした。

でも、結婚を意識して10年近く付き合ってきた人は、まだ結婚が視野になく、「したいって言うなら考えてもいいけど……」と、後ろ向きな返事。そんな状態で結婚してもうまくいかないことは容易に想像できたので、関係もギクシャクしだして……。

それに、次のライフステージとして大学院進学に興味があることを話したら「無理だ」と否定されたことも、私の中にモヤモヤと残っていました。

卒業して5年後、彼と再会!

そんなとき、サークルの同期同士が結婚することに。私と彼を含めた4人でお祝いパーティーを企画することになり、5年ぶりに彼と再会を果たしました。仕事や恋愛がうまくいかず落ち込んでいた私でしたが、学生時代とちっとも雰囲気が変わらない彼と再会し、一緒にいてとても癒され、安心しました。

任されたパーティーの企画もいい気分転換になり、私は疲れていることも忘れて準備に没頭! 無事にパーティーが終わると彼から食事に誘われるようになって何度か食事に。すると彼から告白されたのです!

このとき、ちょうど10年近く付き合ってきた人と別れたタイミングでもありました。正直、彼と新しい関係を築けるのか不安がありましたが、久しぶりに再会して近況報告をし合うなかで、「どんなに自分が大変なときでも、人のために一生懸命動こうとする私の姿に感銘を受けた」と言ってくれたこと、そして「そんな私を支えたい」とも彼が言ってくれたのです。

さらに、大学院進学を目指すことに対して「自分の人生を生きようとする姿勢は大切だ」と応援してくれ、20代後半になって結婚を焦る気持ちにも寄り添ってくれる彼の姿に「この人となら大丈夫かも……」と思うようになり、結婚を前提にお付き合いをすることになりました!

これからは、私が彼を支えたい

その後、私は仕事をやめて大学院へ進学。これも彼が背中を押してくれたおかげですし、研究成果がうまく出ずに私が落ち込んでいるときも、彼はずっとそばで応援し続けてくれました。そして大学院卒業を機に婚約。プロポーズはシンプルに「これからもずっと一緒にいましょう」でした!

彼は交際を始めるときから、私が大学院を卒業したら結婚しようと決めていたそうで、大学院に在籍する2年間を、お互いをもっと知り合えるいい機会だと捉えていたみたいです。そんな、彼の前向きな思考にも魅力を感じています。結局、卒業するまでには3年かかりましたが……。

付き合ってから、どんなに大変なときでも私のそばにいて支え続けてくれた彼。普段はあまり多くを語らない人ですが、大事なことはきちんと話してくれるし、言葉こそシンプルでも、本当に重みがありました。「今度は私がそばにいて支えてあげたい!」心からそう思える相手と出会えたことに感謝しています!

まだ10代、大学1年生のときに知り合った私たち。そのとき、彼に「家族みたい」という第一印象を抱きましたが、まさか数年後に現実になるとは思ってもみませんでした!

結婚後は不妊に悩み、痛い思いをしながら二人三脚で治療に向き合う日々が続きました。つらいこともたくさんありましたが、2年にわたる治療の末、念願の第一子を授かれたことで、夫婦の絆がさらに深まったことは間違いありません! 初めて受精卵ができたときに2人で抱き合って涙したことは、一生忘れないと思います。これからもお互いを必要とし、支え合って、ずっと一緒に生きていきたいです!

文/水野亜美さん

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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