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「住めない?」理想の物件を見つけた矢先…甘くない!?無収入ママの新生活への道<シンママの家探し>

  • 2023.12.9
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結婚7年目で離婚を決断した、29歳のまるたおかめさん。ひとまず、小学校1年生の息子・おまめくんと1歳半の娘・こまめちゃんとともに家を出ることを考えます。家を出るにあたり、実家に移り住むか、家の近くに引っ越すかで悩んでいたおかめさん。おまめくんに意見を聞いてみると、おまめくんは友だちと離れたくない気持ちから「転校は嫌だな……」とつぶやきました。わが子の言葉で、「私だって本当は、家族3人で暮らしたい」と自分自身の気持ちに気付いたおかめさんは、子どもたちと3人での生活を決意します。

離婚を決断する数カ月前から、ひとり親が行政から受けられる支援や、養育費などについて調べ、おおよそ家賃を想定していたおかめさん。実際に、賃貸サイトで周辺の家賃相場を調べてみると、予算内の物件が見つかりそうでした。

そしてついに、「これは……めちゃくちゃいいじゃんっ……!」とおかめさんが興奮するような、希望の物件を見つけたのですが……。

すべてうまくいくはずが…!?

希望に合う物件を見つけたおかめさんは大喜び。しかし、こまめちゃんの保育園入園に向け、“保活”に励んでいたおかめさんは、2週間後の入園申し込みまで忙しない日々を過ごしていました。

「あと2週間ならいけるよね~! 2週間後に内見しよ~」

新生活に向け、心を踊らせていたおかめさんは、「全部うまくいく気がする」と感じていました。

しかし、希望の物件が掲載されている賃貸サイトのページには、「お探しの物件は掲載を終了した可能性があります」との文字が……。

焦ったおかめさんは、他の賃貸サイトで検索。すると、「ご紹介できます!」と書かれていました。ひと安心したおかめさんは、「一応……」と空室状況を問い合わせます。

翌日、日中の家事を済ませ、休憩していたおかめさんがスマホを開くと……。

「もう、住めない……?」

希望していた物件は、紹介できないと返信があったのです。安心しきっていたおかめさんは、あぜんとするのでした。

離婚に向け不安が多いなか、希望の物件を見つけたことで浮かれていたおかめさん。しかし、保育園の入園準備に追われ、タイミングを逃してしまったようです。

何かとやることが多い“保活”。保育園に入園したお子さんを持つ親御さんは、日々の育児や家事に加え、入園するための手続きや準備に追われ忙しい期間だったのではないでしょうか。今回はタイミングを逃してしまいましたが、おかめさんの家探しがうまくいくことを願うばかりです。


著者:マンガ家・イラストレーター まるたおかめ

ベビーカレンダー編集部

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