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【冬支度】子どものスキーはレンタルが人気!スキー場には「雪遊びエリア」で厳しい状況に一手

  • 2023.12.9

本格的な雪を待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか?

11月27日、札幌市南区の札幌国際スキー場を訪れてみると、頂上付近では約50センチほどまで雪が積もっていました。

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12月1日には全コースが無事オープン!

でも、本来ならば11月17日からの営業予定でした。

オープンの延期が長引き、営業日数が減ることは売り上げにも直接影響してきます。

スキー場を取り巻く環境は、年々厳しさを増しています。

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1990年代のスキー場

スキー人口は1990年代始めに1860万人いましたが、2020年には約270万人と大きく減少。

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これをどう盛り返していくかが課題です。

そんな中で、今シーズンから始めたのが「雪遊びエリア」です。

スキーやスノーボードをしない人でも楽しめるよう、山麓付近に設けられました。

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スキー業界を今後も支えていくのは、地元の子どもたちです。

札幌市内の小学校では、すべての学校でスキー学習が行われていて、その道具は個人で用意する必要があります。

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家族連れが次々と訪れていたのは、札幌市内に2店舗あるキッズ・ジュニアスキー用品の専門店「ARU(アル)」です。

この店のサービスが人気となっています。

4年前にスタートした、スキー用具のレンタル事業。

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魅力は何といってもその値段です。

小学生向けの中古品のレンタルはスキー板とストック、金具、ブーツの一式で、来年5月末までの1シーズン6300円から。

海外人気ブランドの新品が借りられるプランでも、9800円です。

数も限定で「早い者勝ち」。

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ただ、事前に予約して店に行けば、好みの道具を選んで、金具の調整などをしても、およそ20分で持ち帰ることができます。

種類が豊富で、「転勤族」も多い札幌には特にあっているのかもしれませんね。

また、出費は道具だけではありません。

今シーズンは、各地のスキー場で、リフト代を値上げします。

リフトやゴンドラの運行には多くの電気を使います。

その電力料金の高騰が続いたことや、スタッフ確保のために人件費を上げざるを得ないことから、リフト券の値上げを決めました。

大人1日券は5000円で、昨シーズンより200円アップとなります。

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札幌国際スキー場の日戸雄介さんは「市民のスキー場という位置づけもあるし、家族で来られるお客様も多いので、なるべく負担にならないように料金設定した」と話してくれました。

国内のスキー人口が減る中、それぞれのスキー場が知恵を絞っています。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年11月27日)の情報に基づき、一部情報を更新しています。

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