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冬のホムパにおすすめ、牛肉の赤ワイン煮とマッシュポテト。

  • 2023.12.8

12月に入り、ボルドーの街もクリスマスモードに早変わり。

ゴールドとグリーンをベースにした、シンプル&シックなクリスマスデコレーションで街が煌めいています。道路脇には、トラックで運ばれた生のモミの木(家庭用クリスマスツリー)がずらっと並び、販売が始まりしました。横を通り過ぎると、フワッとモミの木のいい香りがします。朝窓を開けると、暖炉の薪が燃える匂いがどこからともなく漂い、日本では経験することができない、フランスらしい冬を体感しています。

寒い季節になると作りたくなるのが、お肉の塊を使った煮込み料理。材料を切って優しい火加減でコトコトと煮込むだけなのに、お肉はトロトロに仕上がるし、野菜の甘みも十分引き出されます。数時間火を入れる必要がありますが、それだけでレストランのような味に仕上がるのが魅力です。

ちょっと多めに作って残りを冷凍庫で保存し、作り置きしておくと便利ですよ。冬のあたたかいメニューとして作っていただけたらうれしいです。

★牛肉の赤ワイン煮・マッシュポテト添え★(4〜6人分)

【材料】

牛肩ロース1kg塩小さじ1/2小麦粉大さじ2

●ニンニク1片●タマネギ1ケ(250g)●ニンジン1本(150g)●セロリ1本(100g)●ニンニク1ケ

赤ワイン1本(750ml)ローリエ1枚フォンドボーキューブ1ケ砂糖小さじ1〜バター(仕上げ用)30g       生クリーム(仕上げ用)小さじ4〜6黒コショウ(仕上げ用)お好みパセリ(仕上げ用)少々

【作り方】

1.  肉を切る:肉を常温に戻す。大きめのブロックに切る。塩、小麦粉を全体にまぶす。

2.  野菜を切る:●の野菜を5mm角に切っておく(ニンニクは縦半分に切り、芯を抜く)。

3. 焼き色をつける:厚手の大きな鍋にオリーブオイル(分量外:大さじ2)をひき中火にする。鍋がしっかり温まったら1の肉をのせる。肉の表面に焼き色をつけていく(中まで火を通す必要はない)。全面にきれいな焼き色がついたら火を止め、肉をバットに取り出す。

4. 炒める:3の鍋を再び温め(中火)2の野菜を加える(油分が足りない場合は、オリーブオイルを加える)。タマネギが透明になるまでしっかり炒める。

5.煮込む:4の鍋に赤ワイン、ローリエ、フォンドボーキューブ、砂糖、3の肉を加え、中火にする(具材がワインに浸らない場合、具材が浸る程度に水を追加する)。沸騰してきたら、アクを取り除き蓋をする。鍋底が焦げ付かないよう時々かき混ぜながらコトコトと優しい火加減で2時間半から3時間ほど煮込んでいく(弱中火)。

6. ソースを作る:肉とローリエをバットに取り出す。鍋の煮汁と野菜をミキサーにかけて攪拌させる。

7. 6と肉を鍋に戻し入れ、火にかけて馴染ませる。ソースの味をみて塩加減を整える。

8. 盛り付ける:7を熱々に温め、バターを加える。お皿にマッシュポテト(下記レシピ参照)を盛り付けてから、肉をおき、ソースを添える。

9. 仕上げる:8に生クリームをたらし黒コショウを散らしパセリを添えて完成。

マッシュポテト

【材料】

ジャガイモ500g砂糖小さじ1牛乳(常温)100ml〜バター30g〜塩 小さじ1/3〜黒コショウ少々

【作り方】

1. ジャガイモの皮をむく。2cm角に切る。鍋に入れる。ジャガイモがかぶるくらいに水を入れる。砂糖を加え、中火で茹でていく。竹串を刺し、スッと通ったらザルに上げ、湯を捨てる。

2. 熱いうちに1の鍋に戻し入れ、中火にかける。鍋をゆすりながら粉吹きイモにしていく(1分)。ジャガイモが熱いうちに、バターと塩を加え、ジャガイモを潰し、牛乳を少しずつ加える。黒コショウをかけて完成。

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