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「仲良し夫婦なのにレス2年…」求められない妻がすべき「レス解消の秘策」

  • 2023.12.7

ananwebの公式Instagramには、恋愛や夫婦生活に関するさまざまな悩みが寄せられています。今回は、結婚3年目の夫が愛情表現をしてくれないことに不満を感じている女性のお悩みを、恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松真由美先生が解決!

結婚3年目で、2年以上レスです

【レスなひとびと 番外編】vol. 51

ananwebインスタグラムに寄せられる恋とエッチのお悩みの数々。
未婚既婚問わず、男女のすれ違いというものは途絶えることがありません。誰しも結婚したパートナーと理想の家庭を築きたい! と願ってウェディングドレスを着るのでしょうが(婚姻届け出すだけのカップルももちろんいます)、純白のドレスを着ているときの愛いっぱいの気持ちが永遠に続くことなど…まずない。と腹に据えてパートナーと向き合いましょうね。

わたしが運営する夫婦仲相談所には長期間のセックスレスの悩み、浮気などのきっつい悩みが寄せられています。今回の相談者さんはパートナーと仲良しで楽しく暮らしていますが、ある悩みを送ってきました。果たしてこのかたのお悩みは「ライトなお悩み」に分類できると思いますか?

いえいえ、最初は1日1グラムほどのお悩みも、毎日くすぶったまま続くとすると。10年経過すると…365×10で3.65キロですよ。4キロ弱の砂糖の袋を胸に乗っけたまま眠れるか!!!
アホな換算方法だと笑わないでね。小さな不満も我慢を続けてると、眠れなくて不機嫌かつ不健康になるってことです。
さて、今回の軽いようでも見過ごしてはいけないお悩みとは。

今回のお悩み

夫とは結婚3年目。もともと付き合ってる頃から「好き」とかそういう表現をしてくれない夫でしたが、結婚してからは皆無。
私はそういうことを言って欲しいとずっと伝えてきましたが、「この歳(33歳)になると恥ずかしいよ、そんなこと言うの」と、結局言ってくれません。
言葉ですら言わないのだから、キスなんて自分からしてくれないし(最後に自分からしてくれたのはいつだったかすら忘れました)、2年以上してません。

つまりそういうことがあったのは最初の1年だけ。しかも頻度はかなり少なめでした。別に仲悪いわけじゃなく、楽しく暮らしていますが、私はものすごく物足りなさを感じています。
女性として見られたいし、好きも言ってほしいしキスもして欲しい。

恋したいなーと考えてしまうようになってしまい、自分磨きに勤しむ毎日です。誰かに褒めて欲しい。
今後、夫が人が変わって愛情表現してくれるとも思えないのですが、私はどうしたら気持ちが満たされるのでしょうか。我慢し続けて、オンナとしての喜びをもう味わえないのでしょうか。

悩み人さん、褒めます褒めます。よくそんな不満をかかえたまま自分磨きにがんばってらっしゃいます。
しかも、ちゃんとパートナーに「好きって言って」も伝えてますもんね。そして夫が変わるわけがないと、悟りの境地を受け入れようとしてもいる。明るくてフォロワーも多いポジティブ妻に見えます。まず2年のレスもなかなかヘビーですがそこは置いておいて。“「好き」と言って、女性として見て”の部分から手をつけていきましょう。

彼は言葉で愛を表現するタイプではないようなので具体的なI LOVE YOUを強要するのはやめておいて、シャイボーイでも言えるようなことで褒めてもらうようギアチェンジしましょう。「子が毎朝作ってくれるスムージー、むちゃうまい」とか「子、そのブラウス似合ってる」とか。

これを引き出すには、最初は相談者さんから、仕掛けないとだめなんです。「くんがたまにスイーツ買ってくれると、嬉しくて一生ついていくって思うんだよ」「今日の前髪決まってるね」みたいなプラスのアゲアゲ言葉を、毎日届ける。日々のサブスクワード。

彼もそういうやり取りが染み込み、「子のネイルきれい」というさしさわりない褒め言葉を発し始めます。

それが複数出てくるようなった時「女性として見てくれてうれしい」と本音を伝えておく。チューもこのあたりからかましてみましょう。まずはおでこにチュ! くらいからね。

あせらず、段階を踏んでジワリジワリと相互承認し合うことから行動。レス改善は、その先になります。
長い道のりですが、それまで自分磨きとアゲアゲ言葉のサブスクお届け便を継続してみてください。

三松 真由美
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。

©Monet/Adobe Stock

文・三松真由美

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